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空を見て首がいたくなる

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昨日は珍しく東京方面に足を伸ばして打ち合わせ…というか、話し合い。しかも二件。

話し合いというからには、なにか通常ではない方向へ行っちゃった話をしなきゃいかんわけで、その行方次第では決着しない可能性も秘めているということになります。しかもうち一件は、落としどころがまるで決まってない状態というのもあって、たまに出かける時のテンションとはやや違うものがあり。それが目先半年の売上を100万ほど左右するともなればなおさらです。

いや、こーいうのって、慎重に対処してかないとすぐ死活問題になっちゃいますから。
油断して毎日を過ごせるほど、恵まれた立場ではないのです。

もう一件の方はほぼ話し合いとしては済んでいて、落としどころも定まっていて、その最終確認に出向くみたいなもの。かなりこちらに対して便宜をはかってくれているのがわかるので、特に身構える必要もなし。せっかく東京の方へ行くから、お会いして話しましょっかーくらいのものです。

…で、1日が終わってどちらの話し合いも一件落着の様相になって、あー良かった良かったな…と。
帰り道は完全にお気楽モードに切り替わってました。

ところで、二件目の話し合いは汐留ってとこにあるビルで行われたんですが、いやあのあたりってどれもこれもデカいビルなのね。新橋駅から近いのでのんびり歩いていったんですけど、あまりに立派なビルが立ち並ぶもんだから、「ほえ~」と真上を見上げて首がいたくなっちゃうほどでした。
新橋はかつての通勤経路だったから頻繁に来ていたはずなんですが、こっちのゆりかもめ沿線側って来たことがなかったんですよね。ゆりかもめ自体は仕事の関係で何度か乗ってますけど、そん時はテレコムセンターとか国際展示場に着くまで寝ちゃってるし。

しかし全面ガラス張りで、まさに「そびえ立つ」という形容がぴったりくるビル群を見ていると、「あ~、こういう人たちが社会を支えてるんだなぁ」などと、なんだか自分が社会からはみ出した存在のように思えてきます。

「ああ、あっち側に行きたいなぁ」

ビルのガラス越しに見える人影を、「かっこいいなぁ」…なんて羨望のまなざしで眺めます。見上げれば見上げるほど、見上げる側のこちらは果てしなくちっぽけな存在に思えてきます。

でも、同時に「あっち側に行っちゃったら、家族の時間は間違いなく減るんだろうなぁ」とも思うんですよね。そんでもって、「だから今自分はここにいるんだよ」と再認識するんです。
でかい街に出ると、いつも繰り返すお約束です。

コメント (2)

だめだめ:

(この間、コメントしたんですけど、名前が外れてしまっていたようで。。。気を付けなければ。。。)

そうですよね、きたみさんは『経営者』ですものね。あらためて、すごいなぁと感じます。
汐留までいらしてたんですか。そうですよね、「新橋の向こう」って感じしますよね。私もその口です。なにせ、勤務先が汽車ぽっぽ方面なんで(苦笑)
毎朝、ビルの谷間を下を向いて歩いていますよ。だってぇ・・・「免許証、運転条件:眼鏡等」ですが、裸眼で歩いているため人の顔が認識できない(笑) なので、下を向いて歩いています(汗)
でも、自分の腕でご飯が食べていけるって、やっぱりすごいなぁ。・・・保険とか事務手続大変そうだけど・・・。

びったれ:

今まさにウチの夫が「家族との時間を限りなくゼロにして会社に人生吸い上げられてる」状態です・・。妻としても、結構もう今いっぱいいっぱいで、正直疲れてます・・・・。

ちなみに初めて関東に引っ越してきて思ったことは、「山、なかね~」でした。気づけば山々に囲まれて育っていたのですごい違和感でしたね。違和感の元に気づくまでにも結構時間かかりましたが・・。

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2006年10月26日 18:17に投稿されたエントリーのページです。

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