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バイクの乗り換えを決めたからには、これまでに気になった車両はやはりひと通り試しておいた方がいいかなと思いまして、所用で近くを通ったついでに、トライアンフのボンネビル T100を試乗してきました。
ボンネビルといえばこの時のモーターサイクルショーでハートをわしづかみされた記憶があります。この時は近くにディーラーがなかったもんで、試乗するまでは至らず、そのまま「かっこいい!」って気持ちも封印してたんですが、いつの間にか近くにディーラーさんができてたんですよね。あの時あったら、買っちゃってたかもなあ。
そう思うくらいに、出来の良いバイクさんでした。
乗ってはじめに思ったのは「こいつ、走る!」でした。意外と力強くブ~~ンと加速していく。もちろんCB1300SFのような加速ではないですけど、見た目からはもっと鈍重なイメージを持っていたのです。もう少し、「重いかたまりを、トルクでバルルンと前に押し出す」イメージというか。
そうじゃなくて、回してナンボで軽々と加速していくというキャラクタだったのが「意外」だったわけです。
振動や排気音は薄味。CBのような4気筒のフォンフォンいう滑らかさではないながら、GUZZI V7のようなバルルンスコンドスコンドスドスって感じでもない。滑らかに動くエンジンに、多少の味付けがほどこされてるって感じ。パルス感はあるけど振動はないって感じでしょうか。何言ってんだか自分でもよくわかりませんが、とにかくそんな感じなのです。
1周15分程度の試乗コースを走った範囲だと、「あー、こう乗ったら楽しいな-」と思う乗り方は、がーっと加速してって、ぎゅーっとブレーキかけながらバルルルン!とブリッピングしてギアをスコンと落として、えいっと曲げて、うひょーとか言いながら加速していくものでした。
車体は「重量感はあるなー」と思います。でも「重いな-」とは感じません。
途中、1本曲がる角をまちがえて、裏路地をぐにゃぐにゃ曲がりながら元の幹線道路に戻るというひと幕があったんです。その時に車体を右へ左へと振りながら曲がったりしてたんですけど、時折後ろ半分が少し遅れてついてくる感じがあるんですね。ちょっとしなる感じというか。
これがなんというか、「おれ、でかいバイク操ってるなむふふん」的感情を刺激するわけですよ。足つき性が良いのとあわせて、なんかこう自分の足が長くなったような錯覚を生む、いい重量感。これは所有満足度が高そうだなーと。
ただ、先に述べた「こう乗ったら楽しい」と思う走り方だと、自分の場合はCB1100も対抗馬に出てきちゃいます。そうすると、さらにその延長線上にCB1300SFが見えてきて、「うーんだったら乗り換えるまでもないかな」とかになるんですよね。
今回は、「時速2~30kmくらいでたらたら流してても楽しい」「それでいて時速80~100kmくらいの速度域まではスパッと加速できる」「時速80~100kmでたんたんと走るのもまた気持ちいい」というキャラクタを求めての乗り換えなので、それとは方向性がちょっと異なるバイクでした。
やっぱり今回は、GUZZI V7という選択で大丈夫そうかな。
2013年11月28日 11:07に投稿されたエントリーのページです。
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