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パイクスピークまんが無事(?)終了

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なんか、ぼけー......っとしちゃうんですよね。

とはいえ、いつまでもそんなこと言ってらんないので、粛々と急ぎの原稿を片付けつつ、平常運転へと戻りつつあります。

とりあえずかっちり終わらせなきゃいけなかったのがこのまんが。

『きたみりゅうじのブルルンバイク日記 ~PPIHCとRoute66 Touring編~』

本日16話目を更新しまして、無事レース編が完結となりました。
本当ならベガス以降のツーリング編も描きたかったところですが、ちょっとその余力が取れそうにないので一旦終了。

今回行動をともにしていた山下さんによるこちらの記事もあわせて読んでもらえると、よりレースの空気が伝わるのではないかと思います。
『パイクスピーク決勝レポート日本人ライダー全員完走』

しかしあれですね、noteは金になんないですね!あまりにお金になんないから笑っちゃうくらいのレベルで金になんないものでした。今回これだけ描いたけど、普段自分が受けてる4コマ1本分のギャラにもなんなかった。ぎゃふん。

そういうことを知るための実験でもあったので、「だから失敗-」とかいう気持ちはなく、ただ「ふむそういうものか」と事実を淡々と受け止めてます。でもまー、noteに描く意味は、今後自分にとってはもうないかなあ。

ただこのまんが自体は、伊丹さんや山下さんが更新のたびにFacebookでシェアしてくれたおかげで、パイクスピークの地ではかなり自分の名刺代わりとして活躍してくれてました。「ああ、あのまんがの人?」と、色んなとこで認知してもらえてた。
まったく、背中を押してくれるわ、宣伝してくれちゃうわ、ほんとお二人には足を向けて寝られない(気分)です。

そういや「これで伊丹さんの宣伝にちょっとでもなればいいなあ」という意味も込めて描いてたまんがだったはずなんですけど、そのへんの効果はどうだったんだろ。
バイクやレースに興味のなかった人が、1人でも今回のこれで「ちょっとおもしろそう」と変化してくれていたらうれしいです。

コメント (4)

ハチ:

PPIHCの連載(?)、お疲れ様でした。

「noteは金になんない」ってのは、賛成でもあり反対でもありますね。
noteに対する取り組み方で「100円でもお金になれば儲け」と考えるか「小規模でもビジネスとしてお金を生み出せるか」と考えるかで、集まった金銭に対する判断が変わると思います。
前者で「昼飯代になった」と喜ぶ人もいれば、後者で「noteでは無理だ労力にあわん」と嘆く人もいます。

読み手側は書き手側の苦労も労力も無視して値段を判断します。
例えば毎週noteで週間少年ジャンプのワンピース「だけ」を読めるなら、1週分でどれくらい出せるでしょうか?
ワンピースでピンと来なければ、愛読している週刊誌や月刊誌の好きな漫画や読み物等で置き換えてみてください。

今をきらめくあのワンピースでさえ、1話100円といわれたら個人的には躊躇します。
もちろん個人の判断で「それなら買う」という人もいるとは思いますが、私のように躊躇した結果買わないという人のほうが多いと思います。
それなら紙媒体1冊普通に買うわ、と。又は立ち読みで済ませちゃうよ、と。
今回はその「立ち読み」で済ませちゃう人が多かったのではないでしょうか。

このあたりの値段の付け方は売り手側にゆだねられるので、買い手側はそれで判断するしかありません。
1回100円の妥当性に関しては、買い手側には直感的な「安い」「妥当」「高い」の判断しかできません。
今回の取り組みでモチベーションが下がって「noteはコリゴリだわー」と判断するのも自由ですが、例えば期待以上にお金にならなかったという原因を単純に「noteでお金落としてくれる人は現時点では極めて少ない」と判断されるのであれば残念です。

個人的に今回の内容で1回100円という金額はしんどいなぁ、と。オマケ画像を全部見ようとして計16回全て支払うとすると1,600円。
全話に対するこの金額、きたみさん自身は安いと考えるか妥当と考えるか高いと考えるか。
私自身はむちゃくちゃ高いと考えてしまいます。

値段を1/10にしても11倍以上売れれば、結果として売上アップということになりますけど、9倍以下だと売上ダウンですね。
個人的には第1回をプレビューできて2~16回併せて100円なら、お得感があるからチャリンといこうかという気になります。ただし、売上が16倍以上になるかはわかりません。

いろいろ好き勝手に書いちゃって申し訳ないです。
きたみさんの著書は、ちゃんと本屋で10冊程度は購入しているファンの一人です。amazonで発売中の著書の1/3は買ってます。コアなファンではないかもしれないですけど、その1ファンの戯言としてください。
余談ながら一番好きな著書は「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました」です。独立して自営業SEするときに確定申告がらみで買いました。今読んでも面白いです、黒い先生。
ちなみにこの本で、2005年当時で税別1,400円なんですよね・・・

そうですね、そのへんをすべて勘案するからこそ、現時点の自分の結論としては「noteに描く意味は、今後自分にとってはもうないかなあ」となるわけです。

作品発表の場は、色々あるわけですから。

bamolar:

連載、面白かったです。マンガに出てくる人達をクリックすると違う視点や発見もあり、レースを題材にした群像劇のようでしたし、こういったレースがある文化ってすごいなあと感じました。
扱う題材によってきたみさんの視点がぶれないからこそ一読者として楽しむことができたと思います。ありがとうございました。

「群像劇」!いい言葉ですねー。

どうしても短くまとめる必要があったので、本筋以外の部分はバッサリ切り落としちゃってるんですが、フォーカスを当てたい人物や出来事は、もっともっとたくさんありました。

そういうのを増補しまくって、本にまとめるのもいいなあ。
ご感想ありがとうございました!

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2014年7月22日 22:38に投稿されたエントリーのページです。

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