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昨年Cintiq Companionを持ってアメリカへ行った時には、同様のことを考えてAir DisplayというiOSソフトを使ってiPhoneで同様のことをやろうとしたんですけど、こちらは遅延が酷くタッチ操作の反応も鈍くて、しかもiPhoneだとあまりに画面が小さいもので「プレビュー用の画面を配置するだけでもちょっとしんどい」と断念した過去があります。
ところがDuet Displayというソフトであれば、有線接続で使うのでAir Displayほど遅延は酷くないらしい。そういった噂を聞き、ずっと試したいと思っていました。
んでね、今朝方「Windows版がリリースされたよん、しかも本日はそれを記念して40%オフね」という通知がメーカーから届いたのです。
そりゃ歓喜して、さっそくiOS側ソフトを購入、VAIO ZにもWindows用のリリースほやほやソフトをインストールして試してみたのでした。
接続はLightning-USBケーブルでVAIO Zとつなぐだけ。こんな感じ。
接続するとミラーリング設定で表示されるので、マルチディスプレイの設定を拡張表示に切り替え。ClipStudioPaintでは描画キャンバスの他に新規キャンバスをもうひとつ作成して、iPad側に全面表示させています。
本体側のリソースも結構食うよとMac版利用者から聞いていたので、画面の更新速度は30fpsにしたんですが、それでもプレビュー表示用には十分高速で「これはいける!」って感じです。若干マウスカーソルにもたつく感が出ていたので、何かしら食ってはいるみたいですけど、ペンの描画自体にはちょっと描いてみた感じだと影響ありませんでした。多分ホバー側に影響出てるんだけど、NTrigはもともとホバーが遅延しまくってるので差がわからない。
問題はVAIO Z側のバッテリーがガンガン消費されること。有線でつないでるから食われるのは致し方ないんですが...、にしてもけっこうな勢いで減る。給電止めてiPad側のバッテリを消費するようにできればいいんだけども。
手持ちの機器で手軽にマルチディスプレイ環境が作れるって意味ではけっこうおすすめできるソフトでした。2画面あるとやっぱり作業的にははかどるし。
とはいえまだ日記用の絵を一枚描いてみたに過ぎないので、継続してしばらく試していきたいと思います。
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