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『八日目の蝉』の原作を読みました

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先日観た映画『八日目の蝉』。今もってすっかりハマりまくりのままで、勢いあまって原作も読み終わりました。この構成の原作があの映画の構成になるのかーと考えると、あらためてあの映画すごい出来だなあと。

原作は、2人の主人公が細かくザッピングされながら進む映画と違って、前半分が誘拐犯である希和子の一人称視点。後ろ半分が誘拐された恵理菜(薫)が成人した後の一人称視点。そして両者の視点が重なりそうになって終わりへと向かいます。
ともに一人称視点なので内面の描写が細かく文字でなされており、映画ほど綺麗ではなくもう少し泥臭い心情が描かれています。そして映画より尺を取れる分、エピソードもこちらの方が多い。より現実的な問題に直面するあれこれが面白いです。

自分にとっては映画が初見でありオリジナルとなっているので、これらの話はすべて映画を補完する方向に働きました。原作としても楽しめつつ、映画本編の方も楽しさ増と、お得感倍増状態。

今年はパイクスピーク行きがなくなったのもあって、「だったらせっかくだから夢の大地北海道に行ってみようかなー」とか「前々から行こうと思ってた佐渡島一周ツーリングかなー」とか、夏のツーリング予定を色々と考えてたんですけど、こうなるとこの話の舞台となる小豆島に行くしかありません。もう小豆島に決定。小豆島しかない。

その前に訪れていたアニソンマイブーム化もすべて消し飛んで中島美嘉さんの主題歌をヘビーローテーションしまくりんぐだったりするので、夕陽を眺めながら歌の世界にひたりたいと思います。

コメント (5)

tm0421:

八日目の蝉、イイですよね。
NHK でやっていたドラマの方は観られましたでしょうか?

https://www.nhk-ondemand.jp/program/P201000056700000/

ドラマも良かったですよ。

良いという評判は耳にしているんですが、映画の記憶を映像的に上書きしたくないので、ちょっと保留にしてます(^-^;

かず:

私はNHK版を先に観てその後映画版に

NHKでは最後に大泣きしました

どぎー:

テレビもドラマも原作も、それぞれ評判がいい、というのは、最近はあまり聞きませんよね。

NHK版、ほんと評判いいですね~。
どぎーさんがおっしゃる通り、どの形式もすべて評価が高いというのは珍しいですね。

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2015年6月19日 09:59に投稿されたエントリーのページです。

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