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イラストレーターの榎本よしたかさんに会った話

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日本イラストレーション協会に入るとき、既存会員の方の作例をパラパラと見て、印象に残っていたのが榎本よしたかさんでした。イラストや絵に対して好き嫌いがあるのは誰しもですが、この仕事に就いてからそれとは違うベクトルで、絵柄を見て「この人とは友人関係になれそうだ」とライン引きするような変なクセが自分には出来ています。

榎本さんの絵はそうしたアンテナにひっかかるものだったので、いつかお会いしたいなーとか思ってたんですけど、『トコノクボ』というエッセイで話題になったと思うとメインの法廷画家の方でも取り上げられだしてあれよあれよと有名作家さんの仲間入り。テレビでもお見かけするようになりました。

だから親睦会の会場でご本人を見た時には「わ、本物が歩いてる」ってなもんですよ。
もうすっかりスター。

とはいえせっかくだからせめて挨拶ぐらいはしておきたい。なので、会が落ちついてお邪魔にならんあたりでするする~と近付いてって挨拶しようかなーと思ってました。

そしたらですね、近くを通りがかったと思うと胸に貼った名札を見て「あ!きたみさん!」と。まさか向こうから声をかけてくれるとは思ってなかったのでびっくり。ツイッターで何度かやり取りさせていただいたことはあったので、それで認識してくれていたみたいです。

で、名刺交換させていただきましてですね。しばらくそのまま話相手になってもらって。

腰が低いんですよね。これだけ露出増えてたら「俺はちょっと有名人さんなんだぜ」的オーラかもしだしててもおかしくないと思うんですけど、そんな気配みじんもなし。
いつか自分がなんかまちがってテレビとかいっぱい出ちゃう有名人になったとしたら、この日のことを思い出して見習いたいなーと思いました。

親睦会では他にも、木工所の社長イラストレーターさんとか立体イラストレーターさんとか、おもしろい肩書きの人にも多数お会いすることができたので、本職のデザイナーさん含めて「どんな仕事なんですか何やるんですかどんな仕事の流れなんですかどう売り込むんですかどんなお客が理不尽なんですか」と、好奇心のおもむくままに聞きまくってきました。それで何を仕事につなげるわけでもないんですけど、自分以外の人の仕事の話ってすごく好きなんです。めっちゃ好き。その人なりの工夫とか入ってたらもう大好物。

フリーランスの集まりに行くと、こういう質問にガンガン答えてくれるのが楽しくて仕方ないです。
本当はサラリーマンの人にもガンガン答えて欲しいんだけど、あんまり答えてくれないんですよね。「しがないサラリーマンですよ」とかいって。あれつまんないんだよなあ。

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2015年6月30日 11:01に投稿されたエントリーのページです。

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