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1枚裏表がずれてしまうと、その後に続く名刺も延々と裏表がずれて使えないデータになってしまうんですよね。いくらなんでも「名刺表」ときた次のデータは「名刺裏」に決め打ちで構わないと思うんですが、そこも律儀にまっさらの状態で判定を行っているようで...。
誤解のないように言っておくと、判定率自体はけっこう良いです。たぶんレシートまで判定させるともう少し精度落ちると思うんですけど、現状自分の使い方が文書と名刺に絞っているのもあって、あまり変な判定のされ方というのはないです。
ただ、仮に99%正常に判定されるものだったとしても、すべてをまっさらの状態で判定していけば、当然全体の判定率は下がります。
例)
1枚目が正しく判定される確率...99%
↓
1枚目と2枚目がどちらも正しく判定される確率...99%×99%=98%
↓
1枚目と2枚目と3枚目がすべて正しく判定される確率...99%×99%×99%=97%
それこそ50枚とかになると、すべて正しく判定される確率は60%前後にまで落ちていっちゃう。さすがにここまで落ちてくると、信頼のできる判定率とは言えません。
なので余計に、ここはもっとシンプルな仕様にして、利用者側で判定の予測が立ちやすい作りならいいのにな~と思ったのでした。そこだけがちょっと惜しい。
多分仕様を決めた側の意図としては「そんなことすら気にせずにドカドカと文書混在で読み込ませて欲しい」ということなのだと思いますけどね。
ちなみについ買ってしまったお高めのケースがこちら。
OneMe Storeってとこで売ってるWickelnというもので、帆布でくるんと巻くだけのシンプルなケースです。これが7,800円とお高いんですけど、メーカーの人も使っていてかっこよくかつ使いやすそうだったのでつい買っちゃいました。保護性能には疑問符ですが、買って後悔のない使いやすさで、毎日リュックの中で活躍してくれています。
以上、個人的に感じたScanSnap iX100のインプレッションでした。長々とお付き合いありがとうございました-。
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