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バイクグローブとNewスベラナインMiNiのその後

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 11月に、革製グローブ以外だとオートバイのグリップが滑って困るという問題の解決策としてNewスベラナインMiNiなる滑り止め剤をグローブに塗布しました。

 塗布前と比較すれば明らかにグリップが握りやすくなっていて、かなり100点満点に近づいた感があったものの、使い続けてるとどうも微妙に「何か違う」感が出てきました。
 どうやら親指の付け根に塗布した部分はあまり活躍してくれていません。人差し指から小指にかけての付け根部分に塗布した分はしっかりグリップを保持するのに役立ってくれてます。ただ、この1箇所だけで保持するせいか、アクセルを捻った時にその部分を引っ掛けてグリップを手前に引くような感触となり、これがあまり自然ではありません。グローブのその部分だけが引っ張られて伸びるような感触なんですよね。
 ほんのわずかですけど、グローブの布地が伸びる瞬間はアクセルが回せないタイムラグとなるわけで、そのへんが感覚的に合致しなくて気持ち悪いのかも。

 このあたりの気持ち悪さは特にブリッピング(シフトチェンジの時にアクセルを一瞬あおって回転を合わせる操作)時に顕著なので、その時にどこ使ってるのかなーと観察してみたところ、どうも小指側がメインっぽいことに気付きました。だったらそっちも滑り止めを足してやらなきゃいけません。

 前回同様、滑り止め剤をぬりぬりして24時間放置します。なんとなく中指と薬指の指先もグリップをすりすりして遊んでる時があるような気がしたので、そっちにも少しだけ足しておきました。

 そんでもって24時間後。

 透明になるおかげで目立たないのがいいですよね。うーん優秀だなあ。

 これで4~5時間オートバイを乗り回してみたところ、右手は完璧に違和感がなくなりました。革のグローブを使ってる時と同じ滑りにくさ。無意識状態でブリッピング操作を行っても、それを邪魔するような感覚がありません。

 ただ、左手はちょっと失敗でした。

 アクセル操作のないこちら側には、本来それほど滑り止め加工は必要ありません。でも、左右そろえた方が見た目いいかなーと思って同じように塗布してたんですね。小指の先まで同じように。
 これが良くなかった。
 信号待ちでクラッチを全切りして、さあ発進しようと左手を開いたら、滑り止め加工の粘着剤でグローブの小指とクラッチレバーがくっついちゃって離れないでやんの。V7はかなり遠いところでクラッチがつながるので、グローブにくっついて開ききってくれないクラッチレバーのおかげで一瞬半クラにすらならなくて焦りました。

 しばらく様子を見ても同じ現象が頻発したので、こりゃダメだってことで左手の小指にはそのへんの砂をまぶして粘着を無効化しました。それでもくっつかなくなるだけで、意外とグリップに対してはそれなりに滑り止め効果が残ってくれていたのでまあ結果オーライです。

 あ、あと中指薬指の指先に塗ったのも意味なかったかも。これについては第一関節と第二関節の間ぐらいに塗布するのが良さそうだなーと思ったんですけど、レバー操作も関係する指だから、左手で起きたクラッチトラブルを考えると、あまりそのへんには余計な真似をしない方がいいのかもしれません。

 とにもかくにも、NewスベラナインMiNiのおかげでずっと懸案だった「グリップが滑って握り辛え~」という問題に、ようやく終止符を打つことができました。値段も安いですし、おすすめです。

コメント (3)

muuku:

スロットルアシストはご存知かとおもいまいすが、ブリッピングでのアクセル操作が今ひとつですかね。
グリップをほとんど握る必要がなく長距離では便利なので付けっぱなしです。

スロットルアシストは、存在だけは知ってます。オートクルーズ代わりに良さそうだなとは思ってますけど、まだ使ったことないんですよね。ただ、街乗りで使うのはためらわれますね(^-^;

muuku:

私も買うまでは同じ様に思っていましたが千円程度で、この手の商品としては実用的なものでしたよ(^^)。街乗りでも邪魔になる程では無いと思いますので、機会があれば試してみて下さい。

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2017年12月 5日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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