当サイトは移転しました。現在は https://oiio.jp にて更新を続けています。
ePubでもまんがを差し込んでるページは大丈夫だったんですけど、章間のコラムとか章扉とかが壊滅的だったんですよねえ。
...というわけで、過程を含めて書き留めとかないと忘れちゃいそうなので、だらだらとしばらく続きます。
この話→「Amazonのワールドワイドっぷりを舐めてましたなという話」の続報です。
あっちの銀行は簡単に預金封鎖しちゃうとかもあるみたいだから、勝手がわからんまま大きなお金は怖くて置けないです...。
連日Kindle本のことばっか書いてますけど、基本的に自分で宣伝する以外宣伝してもらえるわけじゃないし露出もなっしんぐなので、「ああ、これもKindle本出版活動フローのひとつなのね」とニヤニヤ観察いただけますと助かります。書いてる方は、手刷りして手売りしてる気分でけっこう楽しんでます。
そんなわけで、出してみて意外だったのが「Kindle本はあらかたどの端末でも読めますよ」ってことが案外知られてないんだなってことでした。電子書籍自体に興味を持ってなかった人からするとそりゃそうなるのは自明の理なんですけど、自分がもう「家族で回し読みする本以外は基本的にKindle本を買う」だったものですっかり普及してる気分でいたんですよね。
本棚を増やしても増やしても埋まっていくので、「わざわざ自分でバラしてスキャンしなくても所蔵しておける」って一点で、もう自分にとって電子書籍はなくてはならないものになってたり。便利ですよ電子書籍。
いつの間にハワイで銀行口座作ったのかというと、以前やった短期連載にその模様が書いてあるのでこちらをどうぞ...と。
...>「第4日目(その2) ハワイの銀行口座,ゲットなるか!?」
この記事を書いたのが2015年4月1日のこと。ちょうど2年前になります。計画自体のスタートはさらに半年ほど遡って、初めてレース応援でアメリカに行ってきた2014年の帰国後のこと。そこからじわじわと機会があればちょこっとずつ準備を進めていたのです。
が、
Amazon自身のワールドワイドっぷりを舐めてた。まさかアメリカ国内の口座で支払を受けるのすら海外送金扱いになるとは予想外過ぎました。
とりあえず口座を作ったハワイの銀行にその場合の手数料を問い合わせてますが、それ次第では素直に日本の銀行へと入金してもらった方が良いってことになりそうです。日本だと日本国内にある支店からの振込になるらしくて手数料かからないんですね。ただ、その場合は「円で」ってなりますけど...。
そんなわけで今はおとなしく回答待ち。ワールドワイドビジネスマンごっこ遊びみたいなもんなので実害はないんですけど、なんか残念です。
昔Clubmanって雑誌のWeb媒体でやってた4コマ連載に、ちょこちょこ書き足したり修正入れたりして本にまとめてみました。大型免許を取得しに教習所へ通ってた時のあれやこれやの漫画です。どうかよろしくお願いします。
と、まずは宣伝からでした(笑)
電子書籍...特にAmazonのKindleダイレクトパブリッシングについては、ずっと試してみたいと思っていました。それは「今後絶対に無視できない流れのひとつ」というのもあるし、「出版社に依らない収入の世界を持っておきたかった」っていうのもある。
やっぱフリーランスしてますと収入の道筋を分散させておきたいって気持ちは常々持ってるんですよね。これをそのひとつにできるとは(自分の作家性的に)必ずしも思ってないですけど、とにもかくにも実験してみないことには始まりません。だから、ずっと「とにかく試してみたい」と思ってました。
意外だったのは苦労した点。
一番苦労するのはコンテンツをInDesignでまとめる装丁まわりかと思ってました。使ったことのないソフトだし、作法も今ひとつわかってません。で、実際そこも苦労したんですけど、「PDFができたー、よっしゃあとはもう楽勝だろー」って思ったらそこからがややこしかった。
PDFを一発で電子書籍のフォーマットに変換してアップロードしたらはいお終い...とはならないのね。変換ツール自体はあるんですけど、出来上がったファイルを見てみたら章間コラムの字体は崩れるわ何故かiOS用の変換がエラーで中止しちゃうわってのを皮切りに、「それを超えたらまたこれが」「それも超えたら今度はこれが」って感じでまあ次から次へと壁が出てくること出てくること。どこの戦隊ヒーローものだよ!って感じに次から次へと新たなる敵がですね...。
そのへんをどうしていったかについては、自分へのメモ書きがてら、順次まとめて行きたいと思います。
そうそう、今回1冊まるごと装丁を完了させたことで、かなりInDesignの勉強になりました。KDPも含めて「これはできる」「これはできない」が自分の中ではっきり噛み砕けたことは良かったと思ってます。
...と同時に、「装丁の人に今までど汚いデータを送りつけていて申し訳なかった」と反省したりも。
自分が普段担当している視点とは別の角度から仕事を眺めることができるいい機会ですね、KDPって。
そうですね、だいたい過去の自分に毒づいて憂さを晴らしながら、未来の自分に頼るスタンスですね(ロクロを回しながら)。
パラパラパラっと見た感じ、すでに「わかんね...」って気分になっちゃってる箇所もありますが、とりあえずはマンガ部分だけでもざーっと読んでいって、少しは脳みそに定着することを期待したいと思います。
ちなみに娘は英語の試験でポンポンと100点をとって帰ってくるようなやつなので、「わかんね」なとこを聞くと「なんでわかんないのマジ?」という視線を投げかけてくれます。一応それで終わらずに簡単だよと教えてくれるんですが、その簡単がわからんのだよとふんぞり返る毎日です。
そのままふて寝して時間を無駄にすることもしばしばで...。
もちろんこれがそのまま本の評価というわけではないのですけども、まずは数字という見える形で良い結果が出てくれてほっとしています。
今回は最初から明らかに「価格で比べられたら競争力に欠ける」ことになっているのが自覚できていました。そのため「だったら買わねえよ」って、内容以前の問題でそっぽを向かれたらどうしよう...と、その点が正直怖かったのです。そのハードルは越えさせてもらったみたいで、この本を選んで下さった皆さんに対して、ほんと感謝の気持ちでいっぱいです。
価格での競争って、どうしても行き着く先は滅びの道しかないと思うんですよね。なんとかこの後も、価格以外の点で競争力を維持できるよう頑張りたいです。
日本語入力ソフトに一番重視して欲しい項目は自分の場合「入力時のレスポンス」なので、推測変換がどうとか新エンジンがどうとか言われても「どうせ余計な機能付け足して重くなっちゃってるんだろうなあ」と否定的な見方をするクセがあります。今回はこれが良い意味で裏切られました。入力してるそばから推測変換候補がずらずらーっと表示されるんですけど、それがレスポンスに全然悪い影響を与えてない。通常の変換窓ともうまく共存してくれているのがまたいい。
自分の中で最高の一太郎は2006年度版で、それは今回も変わりません。でも、かなり甲乙付けがたいレベルでこれいいかも...という気持ちになっています。
2006年度版がいいのって、起動から何からすべての動作が高速なんですよね。その点2017年度版の一太郎は、まだちょっと起動が遅いんだよなあ。
※[続き物]ではじまるカテゴリは古→新、それ以外は新→古の順に記事が表示されます。