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OGKというヘルメットメーカーが出してるKamuiというヘルメットがあるんですけども。
これを以前福島へツーリング行った時に新調いたしまして、以来ずっと使ってたんですが、そろそろ自分の中で評価が固まってきたので軽く雑感などを。
なんといっても特徴は「インナーサンシェード」が内蔵されていること。帽体脇のレバーを上げ下げすると、内部に仕込まれてるサンシェードがシャコンと下りてきたりするのです。
これについては実際に写真で見た方が早いので、世界的大スターであるエルモさんにちょっとモデルをお願いしてみました。
この状態からサンシェードを下ろすと…
こうなる。うひょうエルモさんかっちょいい-。
これの前に使ってたSHOEIのZ-6は、内装はぴったりだわ帽体コンパクトだわですごく気に入ってたんですが、あまりにぴったりすぎてインカム用スピーカーを仕込むスペースがありませんでした。
Kamuiだと耳元にそこそこ大きなスペースが設けられていたので、上のインナーサンシェードとあわせてツーリング仕様に最適かなーと購入したわけです。
そして実際、福島ツーリングの段階では「西日まぶしくないよインナーサンシェード最高!!いいねKamui!!」と思っておったのでありますが…。
なんかですね、インナーサンシェード使ってると下の絵のような視界になるんですけども、
これが地味~にうざいというか、高速を淡々と走る時は良かったんですが、街中だと視線をあちこちに送るので、明暗差がなんか気になるというか、下側だけがやたら明るく感じて微妙に落ち着かないのです。さすがに「逆にまぶしく感じる」は言い過ぎですが、なんか落ち着かない。
結果、街乗りレベルだとあまり使わなかったり。サンシェード。
そうすると、サンシェードを内蔵することで大きくなってしまった帽体がネガ要素としてクローズアップされてきちゃうんですね。しかも確かこの帽体はXS~Mまでが外殻共通のはず。自分の場合、OGKだとSとXSの中間になる頭みたいなので、余計に「でかい帽体」感が出ちゃうのです。Mサイズの頭だったらそこまで気になることもないんでしょうが…。
ただ、前の前に使ってたOGKのFF-5では、ここまで「でかいなー」って感じはなかったので、その差がインナーサンシェードの内蔵分なんでしょうね。
あご紐が簡単にはずせるワンタッチバックルやメガネスリットなどなど、使い勝手にかなり気を配ってる印象の良いヘルメットなんだけどなあ。
というわけで、最近は気がつくと Z-6 の方を持つ出すようになってます。内装のぴったりフィット感が気持ちいいし、静粛性もこっちの方がかなり上なんですよね。
あとはナビの音を聞くために、スピーカーさえ仕込めればツーリングも Z-6 でいいやーってなるんだけど…。うーん、チークパッドのスポンジ削ってがんばってみようかなあ。
家で仕事をしてると、仕事と関係のない雑事がままあるものです。
たとえば…色々ありますけども、子ども宛の電話がりんりん鳴ったり、家の者宛の宅配が来たり、それらを取り次いであちこち呼びに走ったり。ということが昨日は折り悪く同時に起こり、片づけて仕事部屋に戻ると、取り次いだ電話の受話器を息子がもとに戻そうとしたらしく、振り返って「ごめんなさい」と…。
え?
見るとさっきコーヒーを注いだばかりのグラスがひっくり返ってました。
机の上はもちろん、サイドの本棚から床、サーバPCのまわりと電源のマルチタップまで、すべてがコーヒーまみれ。もう真っ青。
そこでプチンとなにか感情の線が一本切れた。
大急ぎで雑巾持ってきてあちこち拭いて、ダメになったプリンタ用紙を丸ごとゴミ箱につっこみながら、なんかこうプチンと。あーなにやってんだろ、みたいなの。
小一時間後、高滝湖のほとりでぼけーーーーーーーーーーーっと月を眺めてる自分がいました。なんかもう全部イヤになったーって時は、バイクでぶんぶん走って湖眺めて暗ーく暗ーく沈んでく世界にずぶずぶ溶け込んでくのが気持ち良いのです。
とっぷり暗くなってもまだなんか帰ろうという気が起きなかったので、今度はそのまま房総半島を横断して海へ出てみることに。その名もズバリな「房総横断道路」というのが真横に走っているので、バイクに給油してやってその道をひたすら進みます。意外と夜の山道が気持ちいい。道以外なーんも見えないから、逆にそれが雑念を消してくれて「バイクとオレだけー」みたいな気持ちに。
なにこれすげえ楽しい。
んで海。
木更津にぶち当たるまで行って、そのまま海沿いの真っ暗な中をとろとろ走ってきたのでどこかは今ひとつわかんないですが、港でぼけーっと船を眺めて小休止。もうこの時は黒い感情も総じて消え失せて、やーバイク楽しいなーなんだ釣り竿持ってきたらよかったなー夜釣り楽しそうだーとかのんびりモード。
ただ、食欲が回復するまでには至ってなかったので、このまま家に帰ってとっとと寝ちゃうかなー飯抜きでいいやーと…。
なんか真っ暗~な何もない中に、遠くの方でポツンと灯る明かりがひとつ。見た感じまともな道路もないみたいなんですけど、確かに食事処らしきのぼりが立ってる。
チョウチンアンコウにつかまるサカナってこんな気分なのかしらと思いつつ…。
そしたらアンタこれがうまかった。なにここ、美味しいじゃないですか。
1,000円で選べる定食からカサゴ定食とどっちにするか悩みに悩んで「せっかくだから」と決めたさしみ定食。「今日は当たりですよー」と店長さんがその日とってきたらしい白身魚は、確かにどれも脂がのって、ねっとりもちもちって感じで甘くて美味しいものばかりでした。
特に貝が絶品だった。
今度はカサゴ定食にしよう、うん。
気分転換ってのはすばらしく美味しくて良いもんですな…と、ほくほく顔で帰って眠りにつきましたとさ。
知り合いの不動産屋さんが「森を切り開いて趣味人さんに分譲する」というおもしろげなことをしておりまして、その森を見学させてもらいに行ってきました。
なんでまた...というとですね、あいかわらず、グッツィのV7 SPECIAL欲しいなー。でもCB1300SFとお別れもしがたいんだよなーと、悶々する日々をおくっていたと思ってください。
CB1300SFを手元に残す上でネックになるのはお金と場所。下取車なしで買える予算があるかどうかと、残すとした場合に保管する場所があるかどうか。この2点です。
お金はまあがんばって働けばなんとかなるとして、場所は...ねえ。こればっかりはいかんともしがたい。
そんなわけで森なわけですよ、森。
森はこんな感じで切り開かれていて、一見すると「めっちゃ一区画のでっかいキャンプ場」チック。思ったよりもうっそうとじめじめした感じなんてなくて、こんな真夏なのに蚊に悩まされるようなこともありません。
市街化調整区域であるため、基礎をうって建物をたてるなんてことはできません。でも、下の写真みたいな利用法なら可なんですよね。
基礎を作らなきゃいいので、トレーラーハウスやコンテナを置いたりはもちろん、ツリーハウスなんて手もある。写真の後ろに写っているエンジ色の建物はツリーハウスです。
もうね、見てたら笑いが止まりませんよ。なんだこの秘密基地群。
子どもの頃大好きだった秘密基地ごっこを、大人がまじめにやっちゃったらこんなんなりましたーという空間がそこには広がってます。
で、これがなんでバイクの話につながるかというと、自分もここにコンテナ置いちゃえばバイクの保管と整備スペース作れちゃうじゃんか!と。
何をかくそうこの森、車ならうちからほんの10分程度で行けちゃう場所にあるんです。自転車だったらJRの駅に出るのもすぐ。歩きは...ちょっとつらいかな。
分譲する最小区画は150坪ぐらいから。
市街化調整区域だけあって、それだけの広さがあっても固定資産税はないに等しい金額なのだとか。
でも電気は引き込めるんですよ。
水道だって、井戸を掘ってポンプで組み上げてました。小屋の中に入っちゃえば、井戸であることを意識しないレベルで、普通に水が出てきてびっくりした。電気温水器を入れてユニットバスも使えるようになってたり、完全に「住めるじゃん!」と...。
あ、飲用に使えるかどうか聞くの忘れた。
気がつけば、ガレージどうこうの域をこえて、「ここ仕事場構えるのにいいんじゃね?」と検討している自分がいました。いや、うすら「そういうこともアリかもしれない」と思いつつ見学に来たんだけど、予想をはるかに超えてここはちょっと楽しすぎます。
たとえばこちらの分譲地だとですね、
手前のスペースにトレーラーハウスを置き、その入り口前にデッキを置いて、ちょうどいい場所に立ってる木々を使ってツリーハウスを設けて、その登り口とデッキとをつなぎ...。
そのむこうには大型のコンテナを置いてガレージとし、利用頻度の低いものや、手放したくないものはすべてここに保管する。間はくつろぎの場としてテーブルを設け、あたたかい日射しの中でコーヒーをいただきながらネームをまとめて...。
とか考えてたら想像がとまらなくなったので写真に描き込んでみるとこんな感じに。
これでも150坪の半分も使ってません。まだまだ遊べるスペースは山盛り残ってます。
詳しく聞けば、どうやらここに住民票を持ってくることも可能らしい。法人の登記することだってできちゃいます。
したがって郵便物も届く。
ここならインタビューを受ける時に近隣の茶店に行く必要もないから、写真を撮るのだってどうぞどうぞだし、なにより絵面がおもしろい。
専用キャンプ場みたいなもんだから、子どもや友達と「キャンプしたいねー」って話になれば、いつでも気軽に利用することができる。テントがイヤならその人だけ箱の中に入ってもらえばいいわけだし。
坪2万円なので、最小区画でしめて300万円。
300万円かー。欲しいなー。これはまじで欲しい。問題は...えーと、バイク買うの逆に遠のいてない?ってことですな。
ウチの近くにモトグッツィのバイクを扱っているお店といえばレッドバロンしかありません。なので「まさか新車は置いてないよなあ」とは思いつつも、でもひょっとして…と一縷の望みをのこして行ってきたわけです。
まあ、なかったんですけど。
ところがお店の人と話してたら、「同じモトグッツィのバイクなら1台あるので、そのエンジンかけるぐらいならできますよ-。エンジンの傾向を知る手助けぐらいにはなるんじゃないですかね」と、在庫車の中にあったアメリカンっぽいバイクを引っぱり出してくれまして。
これがもう、すっごい良かった。
バルン、バルルン、ドコドコドコドコって感じなんですが、アクセルを捻った時だけでなく、アクセルオフにした時のブルルンと車体に響く感じもたまらんのです。しかもここのバイク独特の挙動として、アイドリング状態でブルンとふかすと車体が右側に傾いてくるんですが、それがなんというか「なでなでしてやったら擦り寄ってくる犬」って感じでもう可愛くてたまらん(2度目)。
普段エンジンかけてもらったぐらいでこんなにニヤニヤしたり、しつこくまたがりっぱなしってことないよなーってくらいに、ずーっとブルンブルンさせてはニヤついてました。
でかい音量音圧は苦手なのでハーレーはあまり好きではなかったんですが、少しはハーレー好きな人の気持ちもわかったような気がします。
そしたらバイク屋さんがダメ押しにですね、
「この振動が走り出すと消えて、しかも高速に行くとV型のエンジンがヤジロベーのように作用して直進安定性がいいんですよー」
とか言うわけですよ。なにその一粒で二度おいしいみたいなの!うわたまらん!(三度目)
なんせかつてバイクまんがの連載に「ブルルンバイク日記」ってつけてたくらいなので、こういう鼓動感というのは憧れ枠にずっぽり入っておりまして。
もうとにかくたまらんくてたまらんくて抑えきれなくなってきているので、東京の方のディーラーまで、実車を試しに行かねばならんかと思うのであります。
そんなわけで、ここ数日モーレツにモトグッツィのV7 SPECIALというバイクが欲しいのです。欲しくて欲しくて、1日数回はバイクブロスのレビューサイトを眺めています。
→『モトグッツィ V7 SPECIAL 試乗インプレ・レビュー』
これまでにも他のバイクを欲しくなることはあったんですが、それはイコール「現在所有しているCB1300SFとお別れすること」を示します。なので、「それでいいの?」と自問すればたいていおさまってました。ところが今回、それがあんまし効きません。うーん困ったもんです。
で、いいないいなーと上述のレビューサイトを見ていたと思ってください。
画像ポチッってクリックすると、ぐわんと拡大してくれるんですよ。
わー、おっきい画像で見てもかっこいいな。いいないいなーとアホの子のように見ていたと思ってください。
ふと、「この画像拡大してくれるスクリプトいいなー」に変わってましてですね。
というわけで、当該サイトのソース開いて、「ふむふむこれかー」とか言いながら自分とこのサイトにもちょっと試しに入れてみたりして。
こちらのサイトにある「Highslide JS」ってのが本体みたいですね。
で、試しにペタリと前に撮ったCB1300SFの写真を貼り付けてみる。クリックすると拡大してくれる...はず。
色々便利装備もつけてったから、すげー快適なんだよなあウチのバイク。
これとお別れするのはなあ...。
年初の車検時に20W-50という固めのオイルを入れられていたので、気温が下がってきた最近はその固さが目立ってくるようになっていました。そんなわけで、冬に備えて柔らかめのオイルに換えてやることに。
ただ、普通にホンダ純正オイルあたりを入れてもつまんないので、前々から「いいよ」という評判をネットで頻繁に見かけていたSUMIX GX100を入れてみることにしました。
2輪用ではなくて4輪用の格安オイルです。残念ながら特価品は見つからなかったので4L 2,980円でしたが、それでも安い。
これ、なにがいいって、お値段格安なくせして100%化学合成オイルなんですよね。
以前ホンダドリーム店のキャンペーンで、ホンダのG3って100%化学合成オイルを入れた時にかなり好感触だったので、化学合成オイルにはほのかな憧れがあるのです。
あと、最近乗ってなかったので空気圧もチェックして再調整。えらい低くなってた。急に寒くなってきたもんなぁ。
ついでにドレンボルトを、「送料無料にする数合わせで購入したマグネット付きのドレンボルト」に換えて、あと今回はオイルフィルタも交換。これも送料無料にするために買ったもので、格安互換品だったりします。
ひと通り終わって近所をぐるりと一周してきた感じはすさまじく好感触。
シフトはスコスコ入るし、エンジンはフォンと吹け上がる。ブォンとかグォンじゃなくてフォン。きゅーっと減速して、フォンとシフトダウンして、曲がって、ちょっとアクセルあててチェーン張ってからフォーンって開けて…ってやるのがすごく楽しい。いいなこのオイル。
ただ、低温側の粘度が標準より低い分軽くなるのは当たり前っちゃ当たり前なので、まだしばらくは様子見で行きたいと思います。
しかし「最近乗ってないな-」と思ってこれをやる前日にもちょこっと乗ったんですが、その時はハンドルが急に切れ込む感じがあって、低速での乗り味が悪くなってたんですよね。
タイヤ劣化しちゃったかなぁとか色々心配したんですけど、単に空気圧が低かっただけみたい。調整したらすげえ素直な挙動になった。
吹け上がりが軽くなったのとあわせて乗っててすごく気持ちいい…。
ああ、どっか行きたくなっちゃうなあ。
蘇我にあるでかいバイク用品店のライコランドが閉店しちゃうというので、閉店セールをちょっとのぞいてきました。普段は値引きされないメーカーのウェア類までもが軒並み3割引になってたりと、かなり強烈なプライスのものもあったんですが、残念ながら自分のお目当てなものはなし。
そんなわけて、前から気になってたハンドルブレースだけ買ってきました。2割引でした。
目的は、iPhoneの防水マウントをもう少しタンクから離れた位置に移したかったこと。あと見た目。できれば時速100キロ付近で起きる不快なハンドルの振動が取れたらいいなーという、まっとうな目的もちょっとあります。
で、つけてみたわけですよ。
つけたら走ってみないと効果はわからんというわけで、ちょっと走ってみたわけですよ。
そしたらえらい青空で。千葉のこのへんはセミも鳴き始めていて、いかにも「夏~」って感じになってまして。もうそしたらもう。途中で缶コーヒー飲んで空眺めてたらもう。
「ああ、このまま全部ほったらかして館山あたりまで下ってしまいたい」
とか思ってもう。
いや、帰りましたけどね。
ハンドルブレースの効果は…どうだろう、ブラシーボ的には「なんかブブブブブって振動がビビビビくらいの細かさに化けた気がする」ような感じがしています。
安かったし、なんかカスタムしてるって見た目になった上に、無理なくiPhoneマウントできるスペースが作れたので、まあ買ってよかったかな。
ちなみに買ったのはこちらの品。HARDY社製 EZアタッチハンドルブレースのSHORTサイズです。
買ったのはコチラのブツ。BCY-HLD1BKといいます。
年初あたりから似たような品をちらほら見かけていたので、多分元は全部同じOEM先の物だと思う。なんで今さらそんなのを買ったかというと安かったから。
類似品は今まで4千円前後で売られてることがほとんどだったので、今ひとつ我慢がきいちゃってたんですよね。2千円台になって、はじめて「おおお…ポチ」と軽やかに人差し指が動きました。
さっそくバイクにつけてみるとこんな感じ。台座があたって角度が上向きすぎたので、後日ちょうどいい長さのネジを買ってきて、もっと角度をつけられるように直しました。
でもまあ、へんにかさばりすぎることもなく、いい感じだと思う。自転車用ですが、パーツにやわい感じがないので、自転車よりも振動の少ないオンロードバイクであれば余裕でOKだろうと判断しております。
ちなみに、電源は以前 NV-U35 というナビを設置する際に作った自作電源ボックスを利用。接続に必要な電源ケーブルだけを、今回 iPhoneのドック端子用に新しく作りました。
ハンドル周りにつけることを考えると、垂れ下がらずに伸び縮みしてくれるカールコードがベストと判断して、iPhoneの純正ケーブルを菜箸に巻き巻きしてドライヤーであぶることに。
あつーく熱して、送風で一気に冷やせば、ヘアスタイルと同様セットが決まる!というわけであります。
で、カールコード化したケーブルのUSB端子側をぶちっと切り落として、ヒロセの防水ワンタッチコネクタをハンダづけしてやれば専用ケーブルの完成。
もうちょっと巻き巻きして直線部分なくした方がスマートかな~と見えたので、この後さらに巻き巻きし直してバランスを整えました。その結果が、一枚目の写真です。
ちょうどインカムの試用をさせていただく機会をもらったりしているとこなので、あわせて実走テストしちゃおうと思います。
Giviといっても、メイン用途は箱じゃなくてキャリアとしてだったりします。
キャンプ用品をリヤシートに積んでいると、どうももったいなく見えるのがそこから後ろの部分。テールカウルの上が何の役目も果たしてないように見える。
それで、「ここにキャリアつけたら、もっと物が積めて便利だなー」と検討していたのです。
ただ、よく見るキャリアはタンデムグリップに共締めするだけのタイプで強度的にちょっと不安。強度的には、それより前方にもう1個支点が欲しい気がする。
そんなのないかな~と探して行き着いたのが、Givi のボックス取り付け用ステーだったというわけです。
これなら、タンデムグリップとリヤサスペンション取り付け部との2点でキャリアを支える形状なので、強度的に期待できるはず。しかもオークションで4,000円。安くてとてもよろしい。
取り付け後の全体像は、こんな感じになりました。
カッコ良いかカッコ悪いかで言ったら、正直カッコ悪いかなぁ。でも、アリかナシかで言ったらアリだと思います。
なぜなら、もともとCB1300SFのリヤ周りがカッコ良いとは思ってないから。あのカチ上げテールは、斜め後ろアングル限定でしかカッコ良くない。
ついでに近所をぐるりと一周試運転。ネットでちらほらと「CB1300に箱をつけると、両手をハンドルから離した時に共振してハンドルがぶれる」「箱がついてなくてステーだけでもぶれる」という書き込みを見ていたので若干不安でしたが、少なくとも自分のCBに関してはそのようなことは一切なくて、手放し運転でボケーと流してみても実にまったく安定したものでした。
まあ、箱をつけたらぶれるかもしれないですが、そりゃ仕方ない。
さて、いずれはGivi箱も安い中古をゲットしてきて活用の幅を広げようとは思いますが、それまでは「魚釣り用クーラーボックス積み込み用キャリア」として活躍する予定です。
今はバックパックに入る超小型のクーラーボックスを使っています。でもこれだとペットボトル氷とかがあまり入らないので、もうちょっと容量の大きなタイプが欲しいのです。
ステーの突起を避けてちょうど上にのっかるタイプといえば、寸法的にはシマノのフィクセル・ベイシス90とか、ダイワのクールライン SU 800Xあたり。多分。
そのうち釣具屋さんで寸法を確認した上で購入して、来たるべきハゼ釣りシーズンに備えたいと思います。
まったく、実にやれやれです…。
なんてところでストップできるはずもなく、悔しいからホームセンターまでひとっ走りして強力なやつを買ってきましたですよ。タッカーのもっとでっかいやつ!
そんなわけで、無事新しい表皮にはり替えることができました。
タンデム用のバンドだけは古いのを使い回してます。なのでそこだけちょっと薄汚れていますが、それ以外はしわもなく実に綺麗。
思わず「おおおおお」と感激して、自分で自分をほめてやりたくなりました。
もっとも、この表皮自体はヤフオクで購入したすごい安物なのです。
よーく見ると、実は縫い目から浸水しちゃうんじゃないの?という作りになってたりするあたり、(一応裏側からシール剤は塗布しておいたものの)なんかイヤ~なオチが後日つくような気もしたりしなかったり。
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