当サイトは移転しました。現在は https://oiio.jp にて更新を続けています。

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液晶タブレット・ペンタブレット

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スキ間がある分ゴミが入りやすくなって故障確率が上がるかもしれないので、人にはお勧めできないですが、ぬるぬるグリップとおさらばできてうれしいです。

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というわけで、とりあえずプロペンから分解したのがこちら↓

サイドスイッチのボタンも、その周りの銀色の枠も、プラの爪で引っかかってるだけなので、中央横っ腹あたりを爪で押して引き上げてやればあっさり取れます。ただ、「プラ製の爪」なので、強引にやって折っちゃわないようにだけはご注意を。

プロペンのグリップ(上)とグリップペンのグリップ(下)の比較。プロペン側の銀色の枠パーツがはまるように穴の外形が少し楕円に近いのと、ボタンの下に挟み込む用にあると思われる開口部のゴム部が、グリップペンは2本、プロペンは1本という差異があります。

プロペンに、プロペンのグリップをはめた状態はこんな感じ。

一方、グリップペンのグリップをプロペンにはめると、爪をひっかける穴の後部側が開口部のゴムで少し隠れてしまいます。

ここ、銀色の枠をはめるためのひっかけ穴なんですよねー。なんなんだあの銀色枠。互換性を捨ててまでも必要なほどに、そんな大事なのかあの枠。

でも、これぐらいの差異であれば、不要なゴム部を切り取ってしまえば流用はできそうです。というわけで、グリップペン用の別売りグリップを追加注文することに決定。

プロペンのグリップは、せっかく分解したので駄目元で中性洗剤使って洗ってみました。少しでもマシになるといいけど。

ペン自体の使用感はというと、
・グリップペンはプロペンよりも若干後ろに重心があるっぽくて保持し辛く一瞬感じたけど誤差レベル。
・グリップペンで描こうとしたら、ペン先位置のキャリブレーションやり直さないと描く時に気になったので、なんかこっちの方がプロペンよりも位置精度が低い気はする。するけれども共用可能な程度なので、多分気のせいで済ませることができるほどの誤差レベル。慣れ。
ってな感じでした。追加で買うなら、安いからグリップペンでいいかな。

ちなみに、旧製品を使っていた時に、やっぱりこのグリップが気になってスポンジ製のものにカスタムして使っていた時期がありました。
ひと山越えたのでちょこっと工作
使い勝手でいえば今でもあれがベストだと思ってるんですけど、あの時使ってたスポンジ製のグリップが、いつの間にか市場から消え去ってて100均はもちろん文具屋に行っても見当たらないんですよね...。復活してくれないかなあ。


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最近はすっかりTwitterに連投したら「いやー書いたわー」って満足しちゃって、なかなかブログにまとめるまで至らないことが増えています。これもそのひとつ。先日我慢しきれずに新発売のVAIO Zをポチってしまったのであります。最上位のCPUとオプションつけたら30万超えちゃったので身もだえしてなかなか注文ボタンが押せませんでしたけど、最後はその魅力にあらがえずポチッと。

受注生産なので納品は今月18日。待ちきれなくてうずうずしてます。

そもそも最初はWACOMから発表されたCintiq Companion 2(以下、CC2)を買う気マンマンでした。ただ、あちらは最上位のEnhancedってグレードが5月にならないと出てこないので、それまでは指をくわえて静観かなーと。解像度がアップしてるし、単体駆動のお仕事マシンとしても、デスクトップPCにつないで純粋な液晶タブレット(以下、液タブ)としても使えるとあって、そりゃもう大興奮して興奮のあまりにWACOMの株をえいやと買い込んじゃったくらいに買う気マンマンでした。

ところが意外なことに、てっきりタブレットマシンオンリーで来ると思ってたVAIO社からの新製品が2 in 1 パソコンのVAIO Z。
なんか発表内容を見てるとどうも出来の良いマシンな気がする。

こりゃさわってみなくちゃってことで秋葉のヨドバシまでひとっ走りしたのが先月末のことでした。

まず最初にさわったのがCC2。事前のうわさ通り、目にやさしくないがっかりなギラギラ仕様のフィルムに少々げんなりはしながらも、ペンを使ってみればやはりそこは安定のWACOM Cintiq品質で、「あー、これなら今と変わらない仕事環境を、必要に応じてどこでも構築できちゃうな」と思うに十分の製品でした。
ファンクションボタンのタッチも改善を試みてるようで、従来の固いタッチとちがい軽くカチカチと連打できる感触に変化してます。個人的にはここが軽く押せちゃうとベゼルをぐっと握って描く時に誤操作しそうなので、あまり好ましいとは思えなかったですが、品質としては多分今回のこのボタンの方が「上質」と受け止められる作りだろうとは思います。ボタン数も増えてますしね。

ただ意外なことに、それ以外の点では特に手持ち環境であるCintiq 13HDからの進化はあまり感じることができませんでした。

まず重い。そして分厚い。特に厚みは自分の場合影響が大きくて、以前マイナビさんでやらせていただいた短期連載の中でも前世代のCintiq Companionについてこんな感じの比較記事を書いたことがあったんですけど、CC2の厚みだとスタンド必須になっちゃうんですね。そうすると当然分厚さはさらに増し増し。

液タブとしてデスクトップPCとつないで使う時のコードはどうも従来通りの(評判の悪い)コネクタ形状と位置のままで、CC2はそれに加えて電源ケーブルが別位置からもう1本伸びてる。13HDだと1本で(電源コードもここに内包されていて)済むのに...。

さらにペン先と実際のカーソルとの間の空間が、明らかに13HDよりも分厚くなってる。多分タッチパネル操作分の膜が足されて厚くなってるものと思われます。

上記はいずれも前機種のCintiq Companionでも(表面フィルムのギラつき加減をのぞけば)ほぼ同様でしたし、それでいて中のスペックが格段に跳ね上がり、かつデスクトップPCとの接続モードまでついてるんだから進化はしてるんです。
ただ、デスクトップで使うこと限定で考えた時には、13HD比だったら「重くて分厚くて取り回しがしずらくなるだけ」のような気も...。

うーん、ペンで描いてて「安定のWACOM品質だ」と思えた中には、「いつも通りの液タブだ」という印象も含んでいました。普段使っている13HD比で描き心地に対して上記のもの以外で「おお」と思えた点がない。解像度アップしてるはずなんだけども、試用機の設定もあってか、その効力がぜんぜん伝わってこない。
いつも通りの環境を持ち歩けるけど、いつも通りというのは現状から特にあまり進歩がない印象なわけで、それでいて最も多いデスクトップ利用時にちょっと無視できない取り回しの悪化があるように思える。

でもまあ買っちゃうんだろうな、13HDと比べるから少しアラが目に付くけど、なんせ無二の存在な製品だし。このレベルで描ける環境がどこでも持ち出せるのはでかいようん。
そんなことを思いながら1階のノートPC売り場に移動。VAIO Zとご対面となりました。

んでさわったらですよ。
なにこれ!めっちゃいい品!

軽い、薄い。英語キーボードないのがなあって残念がってたキーボード部もタイプしてみたら剛性感ばっちりながら底突きのない絶妙なバランスでめっちゃうちやすい。タッチパッドは感動物の品質。基本タッチパッドって、Windows系は全部クソなんですよ。MacBookさわったら「え!?タッチパッドってこんな使いやすいデバイスだったの!?」って感動できるくらいにWindows系はクソ。そう思ってた自分の認識をくつがえすくらいに、はじめて操作感でMacBookと勝負できるWindows系のタッチパッドに出会いました。

そして肝心のペンの描き心地はというと...。
第一印象は「やっぱりCintiqには遠く及ばないなあ」で、最終的な印象は「どっちが上とかじゃなくて、別の画材だわこれ」でした。

試用したのはアンチグレアフィルムが貼られたタイプのもの。ペン先には2種類添付されてるペン先のうち、ソフトな側のものが付いているという説明です。まず画質は先のCC2のようにギラつくこともなく好印象。感触はというと、PPフィルム加工された本の表紙にプラスチックのペン先で描くような、ちょっとねっとりした感触。自分には好印象でした。フェルトペンの軋む感触が好きではないので、そういう感触抜きでペン先が適度に滑りすぎない仕上げは自分にとってありがたいのです。

で、売り文句通り、ペン先と描画位置にずれがない。ずれがないというのは、カーソル位置の追随性がいいとかじゃなくて、画面とペン先の間に一枚はさまってる感じがほぼないに等しいので、横の説明員の人に時折目をやりながら描き続けても違和感なく線が描けてるという「実際の紙とペン」的な意味合いでずれがない印象でした。

最初はWACOM製品の時についたクセで、ペンよりもカーソルを見ながら描いてたんです。「ホバーカーソルがあてになんないなあ」とかネガな感想を持ちながら。途中からそのクセを捨てたらまあ快適なこと。説明を聞きながらけっこう長い時間ペンを動かしてたと思うんですけど、没入感がすごくてアラが目に付くどころかどんどん「欲しい」熱が高まっちゃいました。

そうして最後に思ったのが、上に書いた「別の画材だ」ってこと。
筆圧感度ははっきり荒かったです。多分調整したとしてもたかが知れてると思う。繊細な表現力でいったら、Cintiqには遠く及ばないだろうなあ...とも。

極端に言ってみれば、PC上で水彩画や油絵、Gペンでの表現力を突き詰めることを目指しているのがCintiqとしたら、VAIO Zはミリペンかなーという感じ。だけど自分が好きな画材は(普段あげてある単純な絵を見てもわかるとおり)ミリペンなんですよね。

テキストも書き、ミリペン描画的な画風を好み、んでもってそれらを組み合わせたスタイルの本を書き、事務作業もやる。うわなんだよこれ思いっきりオレのためにあるようなマシンじゃん!

もうベタ惚れですよ。マジ惚れ。勢いでこんだけ無駄に長い文章書いてアップしちゃうくらいに惚れまくり。

ここまで読んでる人はあんましいないと思いますが、読んだらわかる通りに期待値が製品到着前にして上がりまくり状態なので、18日にいざ届いてみたら「あれ?なんかあの時の人(PC)と違う!?」なんて結末になる可能性も無きにしも非ず。
もし18日以降にブログで手のひら返ししてたとしたら、「ああ、記憶の美化が実物を追い越してしまってたのね」と生暖かく笑ってやってください。

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というわけで、株式会社ワコムさまからCintiq Companionをお借りしました。

いやっほう、すげえ!持ち歩き用のお絵描き環境としてはベストの機材だ!いやっほう!

リングキー中央にかがやくWindowsボタンが、Cintiq Companionの証です。

やっぱ物理ボタンは誤爆しなくていいわー。

今回せっかくアメリカでレース観戦やツーリングをするのだから、その過程は極力漫画にして残しておこう。そうだできればリアルタイム更新だ!というのを企んでいます。
当初は手持ちの機材でまかなうつもりでいて、そうすると当然富士通のWQ1/M(QH55/M)をそれにあてる予定でした。でね、4コマの解像度落としてみたり、色々試してみたんですけど......率直に言って「描けはするけど、描きたいと思える機材ではない...な」と。メモや落書きなら許せるんですけど、ちゃんとしたツール使ってある程度描こうとするとかなりの苦行です。これはいやキツイだろーというのが正直なところ。

そこで!出発まで間がない中、無理を承知でお願いしてみたら借りれちゃったのでした!
あんまりうれしいので、とりあえず第一話を公開状態にしてみたり。

『きたみりゅうじのブルルンバイク日記 ~PPIHCとRoute66 Touring編~』

第01話 パイクスピークと伊丹さん

向こうの通信環境や日中の時間がどこまで取れるか、不透明なことだらけですので、どこまで頻繁な更新ができるかはわからないのですが、可能な限り、このnote上で更新をかけていく予定でいます。

あと、旅の道中でCintiq Companionがいかにイカす野郎ですことか!ってのも、短期集中連載という形でこまめにショートレポートをあげる予定です。こちらは公開URL等詳細が決まり次第、おって告知させていただく予定でいます。

というわけで、気がつけば出発までもう1週間を切ってたり。
まだ飛行機のチケット取っただけで、ホテルもレンタカーもなーんも予約してないですが、はたして本当に大丈夫なのかしらオレ。

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うちで使っている液晶タブレット(Cintiq 13HD)には、以前書いたようにエレコムの液晶保護フィルムをカットして使っていました。

表面がやわらかくて「ぬめ~」という感触でペンを走らせることができて、かつ画質も落ち着いた感じで気に入っていたのですが、やわらかい表面であるがゆえに傷がつきやすく、わずか半年ほどの間にもう傷だらけ。傷になった部分が乱反射するので細かい箇所が見えづらくなることが増えてきて、「こりゃもうダメだ」と交換に至りました。

やっぱり、ペンタブにはペンタブ専用品じゃないと硬度が足りないということのようです。Cintiq 21UXの時は流用品でも大丈夫だったんだけどなあ。

新しく購入した品は、ミヤビックスというところの13HD専用品で、『OverLay Brilliant for Cintiq 13HD 高光沢液晶保護シート』という品です。
反射防止のものとどっちにするか悩んだんですが、今回は色再現性をとって、光沢仕様の方を選んでみました。

結論から言うとちょっと失敗だったかも。書き味があまりよろしくない。

綿手袋をつけた状態でも手が摩擦でひっかかるわりに、ペン先はつるつるすべる感じなので落ち着かない。落ち着かないペン先を落ち着けるためには必然的に手に力を込める必要が出るので、よけいスムーズに手が動かせなくなる。
とりあえずの印象としてはそんな感じです。

ただ、色はさすがの透過性でかなり綺麗に出てくれていて、メイン側の液晶ともバッチリ合っててこれが気持ちいい。うーん。
仕事上、どっちかというと優先すべきは書き味だよなーとは思いつつ、ちょっと使ってくたびれてきたらいい感じになるんじゃないのーという希望的観測もあり...。

とりあえずはしばらくこのままで使ってみようと思います。
ちなみに13HDは表面処理がギラついてて目に痛いので、液晶保護フィルムは傷防止以前に「表面処理を目立たなくして目の痛みを緩和する」ためにも自分には必須だったりします。こっちの狙い的にはバッチリきれいでいいんですけどねえ。

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昨日からCintiq 13HDを使って何本か仕事の絵を片づけたりしてるんですが、なんかまだ慣れません。線の入りと抜きの感じが、どうもこう…自分が慣れた線よりも鋭角的というか、なんか感覚的に慣れない。

あえて拡大率をCintiq 21UX使用時よりも下げる方向で描いてるもんで、そのせいもあるかと思います。しばらくこまめにブログ更新するとかして、毎日さわることで慣れていくしかないかなー。

で、21UXの方は売却しちゃうかとも思ったんですが、とりあえずしばらくは保管しておくことに。画面にだけは傷がつかないよう厳重に梱包してですね…
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屋根裏部屋へ、ご隠居いただきました。
いよいよ13HDにも慣れてすっかり大丈夫だとなったら処分を考えたいと思います。

ついでに作業中のプレビュー表示に使ってた20インチディスプレイも同様に梱包。こちらは処分するにはもったいない、今どき手に入らない国産パネルを使った高画質のディスプレイ(EIZO L885)なので、処分はなしで、再度の出番が来るまでひたすら眠りについてもらう予定。

あ、そうそう。そうやって不要になった品々を机上からどけていて思ったんですが、Cintiq 13HDに替えたことで「描き味」や「タブレット部分の省スペース化」以外の面でも「こりゃうれしい」となった要素がひとつ。

なにかというとケーブル。
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PCの裏でぶっといのがうねりまくってたんですが、それが格段に細いしなやかなものに変わったんですよ。これでも「太い」と書かれてるレビューを散見しますが、21UX付属のケーブルに比べたらもう…小錦とアンガールズくらいちがう。ちがいまくりです!

PCの裏も若干すっきりしたし、机の上もえらい広くなったし、やー買い替えて良かったなあ。

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今年のはじめに液晶タブレットとディスプレイ2台を組み合わせて「3画面体制だぜひゃっはー」とはしゃいでたんですが、いろいろ思うところがありまして、18インチディスプレイとCintiq 21UXをお蔵入りさせて、かわりに13インチの液晶タブレットを導入いたしました。

27インチディスプレイが思いのほか広くて、メール書いたりウェブ見たりってしてる時は他の2台を一切使わないし、お絵かきしてる時は逆に、18インチと21UXで足りちゃって27インチの必要性があんまりない。
そのわりに、3画面も表示させているせいか、お絵かきしてるとどうも画面の更新速度がもったりしてる気がする…というのが理由のひとつ。

で、それとは別の話として、21UXとAdobe Illustratorの組み合わせで仕事をしてると、線の入りと抜きの時にちょっと線がくにゃる傾向があるのです。これが、自分のようになんでもかんでも手書き文字にして原稿仕上げる人間には非常にうっとうしい。

ってなことを常々感じてる状態で、WACOMから新しく出たCintiq Companionシリーズの話題を横目で見つつCintiq 13HDの価格を見たら、いつの間にか(ポイント換算ではあるけれども)73,000円にまで値段が落ちてるんですよ。え、なにこれ安い…と思って新宿ビックカメラでちょっとさわってみたらもうイチコロでした。

線がよれないし、画素ピッチせまいからムダに大きく手を動かす必要がないし、これいいかも…と。

そんなわけで我が家にお越しいただいたCintiq 13HD。21UXと比較するとこんだけサイズがちがいます。

Cintiq21UXとの比較
物理的には21UXの方が当然でかいんですが、解像度的には13HDの方がでかい。なので、作業画面自体が21UX比で「狭い!」と感じることはありません。

液晶ではない、通常の板タブ比較だとこんな感じ。

Cintiq 13HDとIntuos3 PTZ-630
画像の品はIntuos3 PTZ-630なので、今でいうミディアムサイズにあたるんですかね。厚みなんかもほぼ同じってあたりが「すげえええ」ってなります。だってこっちは液晶画面入ってるのに。

画面に傷がついちゃうと描く時にひっかかりができて問題なので、「必要ないかなー…」とは思いつつもエレコムの液晶保護シートを買ってきて、13HDサイズに切り抜いて貼り付けました。
…が、よく見てみたら不良品でシートの粘着面側にちょっと線状の傷が。わー交換か-、返送して代替品が来るまで使えなくなっちゃうのかな困るなーと思いながらエレコムのサポートに電話かけたら、詳しい確認なんも抜きで「即交換品送ります」と言ってもらえました。

しかも
「交換品に問題がなければ、手持ちの品は破棄してください」
とのこと。

エレコムすごいや!大好きだ(今日から)!

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つい先月、Cintiq 21UXに貼り付けるキーボードをBluetoothの英語配列キーボードに交換したばかりなのですが、突然これがぶっこわれてウンともスンとも言わなくなってしまいました。なので、またまた交換する羽目に。

徐々に電池切れの頻度が高くなってきた末のご昇天なので、多分液タブの熱でバッテリがおしゃかになったのだと思われます。

そんなわけで次の候補。もうバッテリとか絡む品はこりごりなので、やはり有線の安心を取るべきだと物色いたしまして、今度は上海問屋で見つけた激安の英語キーボードを買ってみました。お値段1,299円。まさに激安。

値段からいってあまり質には期待してなかったんですけど、キーの配列にクセはないし、タッチタイプできるレベルのキーピッチだし、思ったよりキーストロークもしっかりしていて変にぐにゃつく感じもないしで、これはアタリだったかもしんない。
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厚みは5mm程度とかなりの薄型なので、液タブに貼り付けた状態でも使いやすくて良いです。ただ、さすがにこの厚みなので、普通に単体のキーボードとして使う用途にはあまりお勧めしません。しょせんはプラ製。想像よりしっかりしてるとはいえ、この厚みから想像できる剛性をそれほど超えてはいません。

あと、キーボードを注文して届くまでに使える代替品ないかなーって「不要品箱」を漁ってた時に、むかーし使ってたトリガー式のトラックボールが出てきたので、なんとなくそいつも今回ペタリと貼り付けてみました。
エレコムのトラックパッドは、ドラッグがうまくできない(途中で勝手にドラッグ解除される)くされ品なので、これも代わりの品が欲しかったんです。
130425-02.jpg平坦な部分がないので、さすがにこれを貼り付けるのは無理があるかと思ったのですが、これが案外しっかりくっついてくれててトリガー操作にも無理がないあたり、ほんとニトムズの両面テープはすばらしい。

で、このトラックボールですが、液タブの枠を掴む感じでそのままトラックボール操作ができるので、思いのほか具合が良いです。
もうちょっと様子を見て問題ないようなら、エレコムのくされパッドは「不要品箱」の次段階である「ゴミ箱」行きにして差し上げたい所存。何回チャンス与えても「使えない」って結論にしかならないから、これはもうほんとにいらない。

そんなわけで、うちの液タブまわりは今現在こんなことに。
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何度も付け替え作業が発生したので、USBハブもなにげに貼り付けてます。
これもけっこう強度的に無理のある角度で貼り付いてるんですけど、やっぱりびくともしないのでほんとニトムズの(以下略

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以前こちらの記事で液晶タブレットのCintiq21UXにキーボードを装着させました。
使い勝手はなかなか良好だったのですが、少々難だったのが日本語キーボードであったこと。
普段は英語配列のキーボードを使用しているので、これだと一部の記号や細々とある日本語入力用のキー(半角/全角とか変換とかのキー)が有効に動作しないのです。

記号キーはAdobe製品のショートカットでけっこう使うので、これだと少々困るんですよね。

というわけでまず行った対策が「英語配列と日本語配列を混在した状態でも、ちゃんとそれぞれ機能するようにドライバをいじる」ってものでした。
こちらのサイトが参考になります。
→『Windows7でのキーボードレイアウトの指定 | 相方が携帯紛失

これをやると確かにそれぞれ異なる配列で認識するようになり、しかもデバイスマネージャ上で個々のキーボードに固有名称をつけて識別できるようにもなる。こりゃあ良いことだらけだ!
...としばらくはウキウキして使ってたんですが、2~3日使ってるとどうもよろしくなくなりました。

というのも、起動直後とか、スリープからの復帰直後とかに、メインで指定している配列ではなくオーバーライドさせている方は若干認識に手間取るようなのです。
一度認識してしまえばいいんですが、Illustratorを起ち上げて「さあ作業開始だ」と勢い込んでみたら日本語配列だと認識されてなかった場合、しょぼんとしてIllustratorをいったん終わらせた上で「このへんいじると認識するんだよなー」というアプリを起ち上げてちょっと試してそれからまたIllustratorを起ち上げる...という段取りを踏む必要があり、これが微妙にストレス。

続いて試みたのが、「じゃあいっそもうメインも日本語キーボードにしちゃえばいいんじゃね」ってものでした。
日本語キーボードへの回帰は前にも何度か挑戦したことがあり、何度目かの正直で今度こそとけっこう我慢してがんばってみたのですが、これもやっぱりダメ。

記号の並びとかはどうにでもなったんですけど、Backspaceが小さいのとEnterキーが遠いのとスペースキーが短いのがどうにもこうにも許しきれませんでした。特にBackspaceキーがダメだった。

ってなわけで、「だいたい幅26cm以内でどうせならタッチタイプできるくらいのキーピッチを持ったUSB接続の英語配列キーボード」を探し求める旅に出て、なんとか見つけたのが今回新しく貼り替えたブツでありますよと、そういうわけであります。

ちなみに前回使ったニトムズの『はがせる両面テープ 強力固定 厚手』はしばらく時間を置いた後でもうたい文句に嘘偽りなく、綺麗にはがせました。実にすばらしい。

今回購入したのは、Perixxってところの、Mac/iOS用Bluetoothキーボード PERIBOAD-804i という品です。
一応本国には黒仕様のWindows版があって、色やキー配列の関係で本当はそっちが良かったんですけども、国内で販売しているところがありませんでした。残念。

とはいえこの品もけっこういいです。
まず薄い。前回くっつけた小型キーボードより薄いくらいなので、ますます使ってて邪魔だと感じることがありません。しかもキーピッチが広くなったので、漫画内に入れ込むテキストを打ち込む際にも、こっちを使うことが苦にならなくなりました。絵作業やってる時は、本当にタブレット上のアイテムだけで済むようになってくれた。

あと、実はこっそり高ポイントなのが左下端にあるのがFnキーじゃなくてCtrlキーなこと。
Adobe製品でイラスト作業する時にはCtrlキーとShiftキーとAltキーのコンビネーションを多用するので、それらの位置関係がわかりやすくあってくれることはかなり大事なポイントなのです。

残念だなーと個人的に思うのはAltキーとWindowsキー(Commandキーと記載されてます)の位置関係がWindows標準とは逆になってること。Mac用なので仕方ないですが、これだけがほんと残念。

ちなみにこのキーボード。F1~F12などのファンクションキーがマルチメディアキーに割り当てられてます。困ったのがそっちが優先になってて、通常のF1~F12キーとして働かせたい時はFnキーとの同時押しが必要になることで、Illustratorでファンクションキーにマクロを割り当てて使ってる身としてはちょっと困る仕様です。

というわけでFnキーには、USBポート用のキャップをちょっと加工してはめ込んでます。本来はUSBポートの差し込み口をふさぐフタとして使うものです。
130312-01.jpg
確かAINEXとかサンワサプライの品だと思いますが、そのままだと長いし太いので、長さを半分くらいに切り落として、かつ残った部分を斜めのクサビ状にカットしてキーの隙間から差し込みました。
マルチメディアキーを使いたい時はこのキャップをはずせばOKなので、なかなか使い勝手も良いですよ。

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注文していたグラフィックボードが届いたので、さっくり組み込んで3画面体制がちゃんと稼働するようになりました。
快適すぎて泣ける。なにこれすごい。

ウチでお絵かきに使っているのはIllustratorというグラフィックソフト。
こいつは同じファイルに対して何面もウィンドウを開くことができるので、うち1面をプレビュー用のディスプレイに配置して、全体を確認する用途にあてています。
ナビゲーションウィンドウという「まさに全体確認用途」なウィンドウは別にあるのですが、あれは表示させてると負荷が高くて、トーン加工とか集中線、透過処理などが増えてくると線の描画に遅延が出てきてしまうんですよね。その点、ウィンドウの複製であればそのようなことはないので、こっちを好んで使っています。

ウィンドウの複製にはもうひとつ、グリッドの表示とか、トップレベルレイヤーの表示状態は個別に設定できるという利点があります。
メインの描画ウィンドウには下書きを表示させて主線を描いていき、サブのプレビュー用ウィンドウではそういったものは全て表示せず、全体の仕上がり状態を確認しつつ進めていく…という、そんな使い方ができるわけです。

しかも「ちょっと資料写真見たいわー」って時には27インチが横に控えてるとか、なにこれほんともーなにこれ。

描画用画面であるCintiqはワイヤーで固定していますが、固定されているのはWACOM標準の台座の方なので、その上に乗っかってる液タブ自体は、
130124-2.jpg
…のであります。
そりゃもうぐりんぐりんとスムーズに、
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これで「床で寝っ転がって爆睡してる絵」とか、「血反吐はいて地面に寝っ転がってる絵」なんか描くときも首をひんまげて無理な体勢を取らないでも描けちゃうわけですね!やった!

今ドキのマンガ描きソフトだとキャンバス回転機能があるからこんな必要ないんでしょうけど、Illustratorにはないからなぁ…そんな便利機能。

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