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「まぁ重くて快適ではないだろうな」と思いながら、Thinkipad X41tにWindows7のベータ版をインストールしてみました。ちなみに入れたのは32bit版の方。64bit版は「CPUが64bit対応してないぞ」といってはねられてしまいました。

普段Thinkpad X61tの方ではWindows Vistaを使ってるんですが、それと比較して「良くできてるな」と思えます。X41tでも正直普通に使えちゃうんですよ。軽い!!とは言えないまでも、理不尽な待たされ感がなくて普通に動く。

ただ、一番期待していたタブレットPCとの親和性という意味では△でした。やっぱり相変わらずWacomのドライバを入れないとAdobeのソフトでは筆圧が効きません。ただ、ドライバがWindows7のタブレット機能と競合することはないし、デジタイザの調整方法も従来の「4隅をタップ」方式から「4隅それぞれで4点ずつタップ」と16点を測定する方式に変わっているので、かなり雑にやってもあっさり使い物になる程度に調整できちゃうのはいい感じ。

Illustrator CS4が思いの外軽かったのにも驚いた。CS3が重かったからX61tに乗りかえたって面もあったのに、なんかCS4の方が軽くなってないかこれ。
…というわけで、今日の日記絵はそのままX41tで描いてみたりいたしました。

しかしWindows7を使ってると、本当にVistaはダメな子だなと今さらながら強く思ってしまいます。
なんか、へんなところでいきなり考え込むことがあって待たさることが多いし、スタートメニューも未だに「使い辛い」という印象しか持てないまま。設定もあちこちの階層に入り乱れてる感があって、望みのところになかなかたどり着けないし、タブレット機能はWacomのドライバと競合してなかなかいい感じに調整ができやしない…というか、そもそも調整できないケースが多々。
上記は全部、Windows7では改善されてて、「ああそういえばVistaは」と改めて気づいた点たちです。

そんなにVista否定派ではなかったはずなんだけど、Vista使うくらいならWindows7使う方が断然いいな。Vista使う理由ないって言っていいくらい。
Windows95がVistaだとしたら、Windows7はWindows98ぐらいに熟成してきてる感があります。

ただ、んじゃWindowsXPからWindows7にするかといえば、それもNoだったりして。
軽いのは相変わらずWindowsXPだし、そもそもXPで十分足りてる。なのにわざわざそれより重いWindows7を選ぶ理由というか、Win7じゃないと出来ないことって(自分にとっては)今のとこ皆無なんですよね。昔Vistaが出る前に期待してた諸々の改変は、Win7でも相変わらず亡き者になったままだし。
USB3.0とか、新しいハードが定番化して、それがWindowsXPじゃ綺麗にサポートできないとなった時に、一気に移ることになるんでしょうね。
思えば昔のWin95→Win98の流れとか、Win2000→WinXPの流れとかも、全部そんな感じだった気がするし。

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最近Photoshopが重いんです。最初は「やっぱ線が増えてくるとベクタ(系グラフィックソフト)よりもラスタ(系グラフィックソフト)の方が軽いー」とか思ってたんですけど、やっぱりなんだかんだと機能を使ってたら重くなってくるものらしい。解像度落とせば軽いけど、それで慣れても印刷に使えなきゃ意味がない。

で、久しぶりにIllustratorひっぱりだして描いたらやたら軽くて驚きましたよ…と。

なんかあれね、PhotoshopにはPhotoshopの良さがあるし、IllustratorにはIllustratorの良さがあんのね。当たり前だけどさ。

Photoshopの特徴
○スキャンからそのまま作業に入れる。
○描いたままが絵になる。
○消しゴムで直感的に消せる。
○線を描き足し描き足ししても軽いまま。
○トーン貼っても軽いまま。
○プラグインが充実してる。
×ファイルサイズがバカでっかい。
×拡大すると描線がガックガク
×グレースケールとかCMYKとか開いたファイルに応じてスウォッチの値が勝手に変わりやがる。
×自分の描き方だと描線に今ひとつ筆圧が綺麗に出ない。

Illustratorの特徴
○小さいカットなら動作が軽い。
○描線が綺麗。
○オブジェクト単位で後から色・線・位置の微調整が簡単簡単。
○テキストの扱いに長けてる。
×描き込みが増えてくると重くなる。
×ブラシで線を描くとき、ベクタ化とともにちょっとずれる。
×色塗りかったるい。
×ピクセル単位で描線をいじるのが無理(めんどっちいことすればできるけど)。
×トーン貼ったら壊滅的な重さ。
×スキャンは他のソフトにお任せ。
×GIFにする時に線が太る。

Photoshopは色塗りが楽と思ったけどそうでもない。描き込み(レイヤ)が増えてくると重くなるのはどっちも同じで、なおかつ線を描く時についてこれなくなっていっちゃうのも同じ。
ただ、「しっとりたっぷりのインクで濡れた筆」で描くようにスイッと描けるのがIllustratorで、Photoshopは自分の場合クレヨンに近いかも。妙に力が入っちゃうんだよなぁ。

というわけで、またしばらくIllustratorに戻ってみようかと思います。

9月末に乗りかえだしてみたんで、ちょうど3カ月はPhotoshop漬けでした。
もともと頼まれモノのカット描きには絶対Illustratorだと思ってたんで、作業環境として縁切りするつもりはなかったんですけども、それでも久々にさわったらIllustratorの操作法すっかり忘れててびっくりした。わははは、順応性ってすごいや。

ちなみに今日描いた絵の集中線は、線を描いた後でPhotoshopに移動してプラグインで集中線描いてそれをIllustratorに戻してライブトレースでベクタ線に戻して使ってます。しばらくこういう路線で行ってみようかな。うん。

ところで、作業スピードで言ったら圧倒的にIllustratorの方が早く描けちゃうのが不思議でした。最初は慣れの問題かなぁと思ったんだけど、3カ月経っても一向に早くなってくんなかった。操作法に慣れてるうんぬんじゃなくて、一本線をひくだけでも速度が違うんですよね。Photoshopだと何故かペンを早く動かせないんです。アプリケーションのせいじゃなくて、自分の手が動かない。
あ、だからあれだ、ペン先もPhotoshopだとマット芯じゃないと描けなくて、Illustratorだとストローク芯使えるんだよね。それで余計に筆圧の出る出ないがあるんだろうなぁ。

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ブラシの太さを直感的に増減できたり、ペンのお尻についてる消しゴムを活用できたりと、「ああ、いいなー、描きやすいなー」と、あいかわらずPhotoshopお試し期間は続いてます。
続いてますというか、環境乗換を視野に入れて、問題なさそうな範囲から順次仕事用ツールもPhotoshopに入れ替えてきてる。結果、作業が早くなったかと言われれば微妙ですが、作業が楽しくはなっているので、今のところはいい感じです。

線を足すことに躊躇しないでいいのがいいですね。Illustratorだと線を足すことが描画の負荷に直結しちゃってるので、ノリで「シャシャシャッ」と線を足したりとかはためらうのです。
それがないのがいい、うん。

ただ、全部載せ替えはやっぱり難しそうで、特に単発のカット描きとか、クライアントの要望が二転三転しそうだなーって恐れのある仕事なんかの場合は、従来通りIllustratorを使うようにしていた方が、つぶしがきいて良さそうだなぁとも思ったり。

とはいえ、今後Photoshopの活躍頻度が高くなってくるのは間違いなさそう。…ってことで、漫画用の定番プラグインを追加投資してみることにしました。
PowerTone3 for Windows R4」と「DiGiCOMi TOOLS」の2本です。

今すぐ絶対必要かと言われたらそんなことはないんですが、表現の幅を色々試すうちの選択肢としてあった方がいいかなーと思ったのと、なによりも「いつ廃盤商品として取り扱いがなくなってもおかしくない」と思えたので、取り急ぎおさえてみた…という方が正確かも。

ちなみに、これと並行して「SAI」というペイントツールも試してみたりしてました。
すんごく軽いわ、なめらかな線がひけるわで「おー」と最初思ったんですが、とりあえず見送り。確かになめらかなんだけど、なんかこの線は肌にあわなかったのと、絶対的に機能が足りてなかったので。
タブレットPCでラフ描きとかには良さそうなんですけども、とりあえずそっちの用途にはArtRageがあるからなぁ。

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今にも増してドヘタクソなのでお恥ずかしいのですが、昔やってたサイトにのっけてる4コマまんがは、途中までPhotoshopを使って描いてました。
んで、ナレーション的なセリフを入れるのに角丸四角形を下地に使っていて、毎度毎度描くのめんどくさいからアクションに登録して自動で描けるようにしてた…はず。ということを、「Illustratorだとちょちょいとフキダシ描けるけど、Photoshopだと境界線+中を塗りつぶしっての描く時はどうやるんだろ」なんて疑問を抱いた瞬間に思い出しました。

忘れるにもほどがあるってくらいに忘れすぎてるな。当時作ったアクションファイルって、全部どこに行っちゃったんだろ。
…たぶん使い物にならないくらいクオリティ低いと思うから、まあいいっちゃいいんだけども。

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引き続きPhotoshopをいじくってます。並行して進めてる仕事の方は従来通りIllustratorなので、あっちに戻ると「早い」「便利」「楽ちん」とヒデキ感激になっちゃって、あっさり元サヤにおさまろうとするところをじっと我慢のココロでPhotoshopいじくってます。

Illustratorだと描いたものは「全部独立したオブジェクト」なので、ツールを持ち替えたりしないで、そのままシームレスに拡大縮小回転移動が全部できちゃうんですね。だから好き勝手に描いて、気に入らなきゃバランスいじってレイアウト見直しながらひょいひょい描いてってことが気楽にできて便利。拡大して描いてても線がよれずに、いつもぴっしりしまった描線になるところも好き。小さいカット描きだと、ほんと快適にスパスパ描けるし、サイズ調整なんかも心配なっしんぐだし。

でも、線が増えるほど、書き込みが増えるほど、「全部が独立したオブジェクト」だけに描画のための計算が追いつかなくなってくる。すっと線をひいたはずが、途中でぶったぎられてたりということになる。ベクタツールの弱点だなぁ…と、これが今回Photoshopに回帰してみようかしらと思った理由でした。

トーンとか漫画的表現補助のプラグインなんかもIllustratorはないしねぇ。その点、慣れていった先にある広がりは、なんかPhotoshopの方があるような気がしていて、そのあたりを試すところまではなんとかこらえていきたいなぁという所存なのです。
あぁ、でも合成フォント使えないのか。フォントの扱いはIllustratorに一日の長があるか。

でも気にしない。
とりあえずペタペタ塗り塗りと。描いていけば描いていくほどに、「Illustrator的な描き方」になってる自分に気づきます。Illustratorだとめんどくさい描き方になるようなとこは避けてたりもするし。なので、「前は良くこういう描き方してたよね」というのを思い出したりしながらペタペタ塗り塗り。

「描いてるぞ」って感覚はPhotoshopの方が強いかなぁ。

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「某」と匿名扱いにしてたのに、某ニュースサイト管理人さんであるまなめさんがすっぱり実名で書いてるから、なんだ意味ねーなーってことで、だったらもっと追加で書いてみる。

飲みの席上、よしたにさんから「まだ書店に並んでないレア本だから喜ぶといいよ、感謝するといいよ」と著作を献本いただきました。最新刊の『理系の人々』です。
翌日帰路につき、酒が抜けたあたりで一気読み。「おもしろいなぁ」「また売れちゃうんだろうなぁ」とジェラシーを燃やしながら、特にお気に入りだった「理系の彼女さん」なる描きおろし(描き足し...かな)部分を何度か読み返したりしてました。

で。内容うんぬんもさることながら、絵の進歩っぷりがすさまじいなと。これは見習わなければなりませんぞと。そんなことを思いましたですよ。
そんなわけで、久しぶりにPhotoshopを使って描いてみたりして。普段はIllustratorを使って描いてるんですけど、ここ数年はちょっと「うーん」と悩ましく思えてたので。

さすがにあれね、Photoshop6.0以来だとブラシひとつとってみてもかなり別物になってる気がしますね。
しかし、仕事の関係で乗りかえるまでは、元々Photoshop派だったはずなのですが、すっかりIllustratorに身体がなじんじゃってるみたいで、あらゆる操作が受け付けません。用語からしてぜんぜんピンと来ない。
うーん、乗りかえられるかなぁ。どうかなぁ。

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