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先日購入したThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード。あまりにも良い出来なので、これをLatitude10専用品にしておくのはもったいないと、デスクトップパソコンの方でも使いはじめています。
デスクトップで使ってたMajestouchというFILCO製のキーボードはチャタリング(キーを一度押下しただけで勝手に複数回の入力が送られてしまう)を起こしはじめていて、要修理状態というのもあったりして。
で、デスクトップで使ってて気になったのがトラックポイントにかぶせてあるキャップ。標準だと背の低い専用タイプのソフトドームキャップがかぶせられているのですが、自分はこれだと指が痛くてちょっと好きではないのです。
というわけで、普段好んで使っていたソフトリムキャップに付け替えてみました。高さが標準とは異なるのでキーボード面が面一じゃなくなって少し飛び出しちゃいますが、カーソルを動かす分にはストロークが広くとれるせいか軽く動かせるようになって具合が良いです。
あとは「タイプする時にひっかかってうっとうしくないか」「持ち運びの時、カバンの中でひっかかったりしないか」あたりかなー。これは継続して要観察ですね。
デスクトップでも具合がよければ、それ用にUSB版を買い足す予定です。
本当はBluetooth版が良いのですが、サーバ機と切り替えて使う時があるので、有線じゃないと切替機経由できない…し、お値段もちょっとげふんげふん。
モバイルとデスクトップで同じキーボードが使えれば、徹底的に配置を最適化して慣れてしまうことができるので、なんとかそこまでアラが見つからずにお気に入り化できればいいなーと思うのであります。
待って待って待ち続けたThinkPadのBluetoothキーボードがようやく発売開始となったので、即行Lenovoの直販でポチって週末にゲットしました。
ノートPCとしては長く続くブランドであるThinkPad。簡単に言うと今回の品は、そのキーボードにガワをつけ、外付けキーボードとして使えるようにした品です。定評あるキータッチと、コンパクトながら基本をおさえたキー配列、んでもって慣れちゃったらもうそれなしにはいられなくなるTrackPointを搭載し、今回それがBluetooth接続で使えるようになりましたって言うんだから、そりゃ買わないわけにいきません。
これ系のキーボードは、むかーしむかしに売られていた「Space Saver Keyboard II(PS/2接続)」(なんかキーの軸がガサついていて不快だった)にはじまり、「同(USB接続)」(キートップのぐらつきがPS/2版より大きくダメダメ)、現行製品でもある「ThinkPad USB トラックポイントキーボード」(パームレストが無駄に大きくて場所をとる上に、筐体がペラペラで打鍵感悪し)と買い続けてきていたんですが、正直満足のいく製品はありませんでした。
ところが今回、ようやく、ようやく満足する出来映えの品をゲットできたっぽいです。まだ使って数日ですが、そんぐらいすげえお気に入り。
まずキートップ。以前購入したELECOMのキーボードみたいなこともなく、ちゃんと凹状に湾曲して、指のおさまりに問題はなし。
ストロークについてもしっかり確保されており、底付きして指にイヤな衝撃がくることもありません。実際は今どきのThinkPadらしくやや浅めだと思うんですが、底付きの衝撃が指に返ってくるほどガチガチに固い筐体ではなく、といって「なんかたわむ」と思うほどにはやわらかくない。この剛性感のバランスが、今回かなりうまい具合に着地してるおかげなんだと思います。
正直キータッチについては、自分の使用履歴である、ThinkPad X31 >> ThinkPad X41 Tablet > ThinkPad X61 Tablet(以後X61T) と見ただけでもThinkPad系列は着実に劣化を繰り返していて、そのX61T比にすら今回の製品は負けていると思います。それでもLatitude 10と組み合わせてタイプしてると十分気持ちいいんですね。
たとえば、自分はよくマンガ原稿書きが一段落してコラム書きなどに移ると、「文章書く時くらいはリラックスして作業したい」と、いわゆる「ラッコちゃんスタイル」でワープロ作業をするのが常です。
あ、ラッコちゃんスタイルというのは、下のイラストみたいな感じ。
ところが手持ちの外付けキーボード&Latitude10の組み合わせだと、ことごとくこの状態で書こうとすると逆にストレスの方が勝る始末で、「あーやっぱラッコちゃんスタイルにはThinkPad使わないとダメだあ」と、この時だけはX61Tを引っぱり出してきて作業していたんです。
今回それが必要なくなりました。
「これでも書ける」というレベルではなくて、「これで原稿を書きたい」と思えるレベル。
数ページの文字原稿であろうが、このキーボードとLatitude10でいける!と思えるレベル。
細かいことを言えば、ファンクションキーの配置であるとか、本来ブラウザキーがあるはずのところにPageUP/DOWNキーがあるの気持ち悪いなとか、Enterキーがなんで青に着色されてないんだよThinkPadっていったらここは青だろとか、Fnキーや機能キーは刻印を青にして入力文字と明確に分けてくれてたアレはどうしたとか、まあそういうことを思わなくもないんですが、ファンクションキーの件以外は慣れとか、言いがかりレベルなので気にしないことにします。
ファンクションキーは…うーん、ここはちょっと残念なところ。
このキーボードの快適性を語る上で欠かせないのがTrackPoint。ThinkPad Helixでは物理ボタンがTrackPad側に取り込まれていたので「今後はこの路線になっちゃうの?」と不安だったんですが、本機ではしっかり3ボタン専用に用意されています。
ただ、ボタンがちょっと節度感に欠ける。特に左クリックにあたるボタンには、ほとんどクリック感がありません。以前買った「Space Saver Keyboard II(PS/2接続)」でもそんなところがあって、実は不良品だった→交換しますとなった経験があるので、ここは個体差かもしれません。これも先のファンクションキーに続いて残念なところ。
ポインティングデバイスとしての動作はほぼ期待値通りで、反応が重いとかいうこともなく、軽快にぴゅんぴゅんカーソルが動かせます。Win8との組み合わせで中ボタンスクロールも当然可。
電源スイッチは筐体側面にあり、スライドスイッチの長押しで動作を使い分けるタイプ。
3秒長押しで電源オフ。1秒だったら電源オンです。
長押し動作ってあまり好きではないんですが、本機に関してはインジケータの光り方がわかりやすいのもあって、今のところイヤな印象はありません。カバンの中で誤動作を避けるには、単なるスイッチよりもこっちの方が良いということなんでしょう。
最後にX61Tとのキーボード比較。
横幅に余裕がある分、本機の方がEnterキーやBackspaceキーなどのサイズに余裕があるのが見てとれます。
そのわりに手が迷う率は本機の方が高いのが少し不思議なんですが、慣れの問題か、ひょっとするとアイソレーションタイプってことが微妙に悪影響を及ぼしているのかもしれません。
なんにせよ、いいですよこれ!
4月頭に購入したELECOMのTK-FBP037BKというキーボードですが、「そのうち慣れるだろー」と思ってたら慣れませんでした。あんまし使い心地良くない。あれれ。
まずトラックボール。
購入時にも書いたんですが、微調整がしづらいです。反応は悪くない。ただ、細かい場所を指すのが苦手。
んじゃ、指でいいじゃん…ってなっちゃったんですよねー。気がつくと指で画面をタッチするようになってました。
トラックボールがついてること自体はいいんですが、どうも場所が良くないようです。ボール位置、ボタン位置ともに、キーボードのホームポジションから手を離さないと操作できない場所にあるので、これを使って操作しようとすると両手ともホームポジションから手を離さなきゃいけません。
だったら指で操作するようにすれば、少なくとも片手はホームポジションに残しておけるわけで…、しかも細かいとこ指すの苦手だったらあまり指と比べても優位性がないわけで…。うーん。
あと意外に慣れなかったのがキートップの形状です。
なんか指のすわりが悪い。
キートップが平らというよりもむしろやや凸状にふくれているので、なんかこう、キーボード上で指がリラックスできない感じがします。
そのせいか、タイプしてても妙に指が疲れる。あまり長文を打とうという気がおきません。
こっちのポケモンキーボードだとそんなことないんですよね。
思いのほか、キートップの形状というのは自分にとって影響が大きいみたいです。
なんにせよ、ポインティングデバイスは、ホームポジションから手を離さずに操作できないと意味ないねーという結論に達してしまったので、ここはやはりおとなしくLenovoの『ThinkPad Compact Bluetooth Keyboard with TrackPoint』を待ちたいと思います。それが出るまではポケモンキーボードと指でいいや。
早く出ないかなあ。
前回作ったペンホルダは、お手軽コンパクトで着脱も楽だしとけっこう気に入ってたのですが、何回も抜き差ししてるうちにゆるくなってきちゃった上に、横持ちする時にやっぱり邪魔に感じることが増えてきました。
ゆるくなってるから、乱雑に持つとすぐぽろりと取れちゃうのです。
そんなわけで、「邪魔にならないよう本体背面に水平方向にペンを保持できるホルダ」を作りました。ペンがささってない状態だとこんな感じ。
正面から見るとこう。横への飛び出しも微々たるものなので邪魔になりません。
当初はアクリル板を使ってコの字型のクリップを作り、そこへホルダを貼り付けようとしていたのですが、ホームセンターでアクリル板やアクリルカッターなどを物色してるうちに「あれ?その程度のものだったら髪留めを加工したらいけんじゃね?」と思いはじめ方針変更。
カゴのものを全部戻して、100均で髪留めを買ってきました。こんなの。
おもむろにバラします。2個入りなので失敗しても次がある!
バラした太い方の金具をコの字型に変形させて…としていたところ、これでしっかりした保持力を持たせるためにはけっこうな力で本体に食いついてもらう必要があり、それだと本体側面のゴムとか変形しちゃうよねこれ…と気づきました。んじゃダメじゃんってことでまたまた方針変更、やっぱり再びUSBポートを利用することに。
近所の電器屋さんで50円で売ってた投げ売りのUSBカバーがあったので、こいつを今回は利用することに決定。「ガッチリ」という文字に期待が持てます。
2mmのドリルを使ってカバーに2つ穴をあけ、髪留めの細い方を引きちぎって先を90度に曲げ、その穴につっこみます。
この金具に幅40mmの織りゴムを縫い付けたら作業完了。
USBカバーへの金具差し込み部にボンドを塗布して一晩置いたら、いい感じにしっかりしたペンホルダーが出来上がりました。
新旧並べるとこんな感じ。
反省点としては、正面から見た時にドリルの貫通した穴が見えて美観を損ねてること。強度的に特に貫通させる必要はないっぽいので、次作るとしたらここは貫通させない方が綺麗で良いです。
あと、USBカバーにどうやら赤色があるっぽい。
それで作ったらThinkPad的な色の組み合わせになってかっこいいじゃーんと思ったので、次は赤で作る。うん。
しばらく実家に帰省してた間に、サンワサプライのスタンドが届きました。
アルミ製のスタンドで、Webの製品写真に載っている通りの品質。がっちりしていて、Latitude 10を横置きにしても縦置きにしても不安定感はありません。
もちろんスタンドに載せた状態でホームボタンいじったり、画面操作したりも大丈夫。
固めの電源ボタンだってちゃんと押せます。
実際にのっけた感じはというとこんな具合。
そもそもこれが欲しくなった理由は、「電源につなげた状態で立てておけるスタンドが欲しい」というものでした。iPadを前提とした作りになっているだろうから、若干の不安はありましたが、ちゃんと電源コネクタを挿した状態で立てておくことができます。
ただ、コネクタが太いのもあってけっこうギリギリ。コネクタなしならスタンドに置くのも、取り出すのも、気軽に「スッと置いてサッと取る」ような使い方ができますが、コネクタを挿した状態だと片手では持ち上げられません。スタンド前面のゴム当て部分がひっかかってスタンドごと浮いてきます。なので電源を挿した状態だと、両手を使って片手で本体、片手で台座部分を押さえて持ち上げる必要があります。
背面はこうなってます。
支柱の一番下にある穴は電源コードの取り出し部分。支柱には電源コードを通すためのスルーホールがあって電源コードがデザインを損なわないようにできているのですが、Latitude 10の電源コネクタはサイズがあわなくて通せませんでした。支柱の直径自体がコネクタを通すに足る直径を有してないので、スルーホールをやすりで拡張しても無理。残念。
ただ、microUSBコネクタが露出するところまで本体を左にずらしても安定感は変化なしだったので、すっきりまとめておきたいなーという気分になったら、microUSBでの運用も考えてみたいと思います。
標準カバーをつけた状態でスタンドに乗せるとこんなことになります。
タブレットを保持する部分の奥行きが足りていないので、カバー使用は不可。凹み部分に納まらなくても、出っ張りが本体を支えておいてくれてればいいと割り切れた場合のみ使用可能という感じです。
当初の目的(電源挿した状態で立てておけること)は満たしているので、特に不満はないですけども、やっぱり標準のドックが欲しいですねー。ポートリプリケータ機能とっぱらって、ヘッドホン出力と給電機能だけ持たせたものを6,000円未満で出してくれたらなぁ。
Win8タブ機はソフトウェアキーボードがかなり「アホですか?」と言いたくなる勢いで画面を占有してくれるので、メールを書く場合なんかは特に外付けキーボードが欲しくなります。標準のメールアプリだと返信書く時はメールのヘッダが画面上部を占有し、画面1/3をソフトウェアキーボードが占有してくれるので、実質使える画面は真ん中1/3くらいになっちゃうんですよね。
そんなわけでポケモンキーボードを愛用していたんでありますが、ファンクションキーやESCキーが省略されていて、Fnキーとのコンビネーションでうつ必要があったりするあたりが少々いけてませんでした。
あと、デスクトップモードで使うこともままあるので、ポインティングデバイスもちょっと欲しい。
そんなことを思っていた折り、「ポインティングデバイス付きでBluetooth接続で小型軽量で変なキー配列じゃなくて安価でそこそこの作り…といったらこれかなあ」と思っていたエレコムのキーボードが生産中止で価格高騰がはじまっちゃって、あー買い逃したかぁと思ったらTwitterで特価情報が流れてきたのでついついパクンと行っちゃいました。
買ったのはこれ→
エレコムのTK-FBP037BKというトラックボール付きの小型キーボードです。
購入したのはパソコンハウス東映というPCショップで、お値段1,780円でした。
届いた品をざっとさわった感じ、キータッチは残念ながらポケモンキーボードの勝利。あっちの方がキーのストロークが深くとられており、しかもキートップに凹みがついてるので、指のなじみが良いのです。
ただ、あちらにしても「このサイズにしては」という注釈がつくレベルなので、そこらへんは慣れでどうにかなりそうかなーという気もしないではない。
一方でTK-FBP037BKは省略されているキーがないため、ごく普通に「普通のキーボード」として使うことができ、「えーとこのキーはどれだっけ」と探す必要がありません。
しかもうれしいことに、この手のキーボードに最近増えてる「ファンクションキーはFnキーとのコンビネーションで使い、通常はマルチメディアキーが優先になる」ということがない。これはでかい。
ちなみにマルチメディアキーもちゃんとWin8に対応していて、ボリューム関係はもちろん、メールボタンを押せばメールが立ち上がるし、ミュージックボタン押せばミュージックアプリが立ち上がるし、ブラウザボタンを押せばIEが立ち上がるし…んで、Windowsキー押したらスタート画面に戻るしと、なかなか便利にできています。
トラックボールは、さすがに小玉なのが災いして微調整が苦手な感じ。細かい操作には向いてなくて、「使いやすい」とは間違っても言えないレベルです。でもポインタの速度を調整してやればそこそこちゃんと動くし、「回してるのに反応したりしなかったり」という粗悪品にありがちなこともなく、自分の買った値段を考えればじゅうぶんに便利なオマケとして役立ちそうです。
少なくとも、これに追加でマウスも必要…とは思わない程度には満足できてる。
しかもFnキーを押した状態だとスクロールボールになるんですよねこれ。なんでカタログにうたってないんだろ?と不思議に思うくらい便利。
キーボード自体の厚みもポケモンキーボードより薄いくらいだから携帯性に問題ないし、これが2,000円未満だったらいい買い物だよなあ…と。
そんなこんなで気がつけば、
ということに。ちゃっかり写ってるBluetoothゲームパッドなんかも既に装備済みだったりしますしね。
それにしても、ここんとこ毎日なにかしらLatitude 10用にと買いまくってる気がします。
でもまだ全然止まる気配がなくて、次はスタンドを買おうかしらと思ってたりして。
…というか、すでに注文してたりして。
Win8タブレット機を使うようになって困ったのがカバン。うちには以前「iPad用に」と買った小型のメッセンジャーバッグがあるのですが、Latitude 10 はもちろん、ThinkPad Tablet 2 ですら、こいつのタブレットポケットには入らないで難儀していたのです。Win8タブ機は横長なので、iPadを想定したカバンだと軒並みアウトなんですよね。
そしたらばネットでふとUNIQLOのDIMEコラボバッグの話を見かけまして。
なんかこいつだと横長のタブレットがすぽっと入りそうな気がする…というわけで、Latitude 10の現物持って、近所のUNIQLOまでひとっぱしり行ってきました。そしたらこれが大正解。ちゃんとケースに入れた状態のLatitude 10が、ペンをつけたまんまですっぽり入る。
どれだけすっぽりかというと、こんな感じ。
きつすぎずゆるすぎず、本当に「すっぽり」と入る感じで、ちょうど出し入れしやすくて良いです。ポケットは周囲いずれもクッション素材で出来ているし、カバンが接地する一番下までは差し込めないようになってる。やや生地は薄いものの、そこそこ安心感の持てる作りです。
これでお値段 1,290円 でした(4/1までの特価みたいです)。安い。
まあ、安いなりの作りなので、正直ジッパーの感触とかえらいことチープなんですけどね。
SDカードを収納するのにちょうど良い小型ポケットがあったり、このサイズでありながらLatitude 10本体の他にも3DS LLと、モバイルバッテリーなど充電用品一式、名刺入れ、ペン、ヘッドホン、文庫本1冊、小型のキーボード1個、くらいは入りそうだったりと、質感に目をつぶればなかなか使い勝手は良さそう。
とりあえず1年で使い潰すつもりで酷使してやろうと思います。
純正カバーをつけた状態で使っていると、微妙に電源ボタンが押しづらくなるLatitude 10。なので、最近家の中ではカバーなしで使った方がいいかなーと思いはじめています。その方が軽いし。
とすると問題なのがペン。
ペンの収納は純正カバー側にしかないので、裸で使うとなるとその収納を考えてやらにゃいけません。自分がやる改造ネタは「失敗したなーと思ったら現状復帰ができること」がモットーなので、そーすると使えそうなのは…むき出しになってるUSBポート。ここにUSBポート用のカバーかなんかを突き刺して、そのカバーにペンホルダをくっつけてやれば良いのでは?
そんなわけで作ってみました。以下がその手順。
使用した材料は、USBポート用のカバーと、20mm幅の織りゴム、これにボンドと糸が少々という感じです。
USBポートカバーは多分AINEXとかサンワサプライあたりの品だと思うのですが、道具箱に残ってたのを流用したので、そのものズバリの製品はAmazonでは見つかりませんでした。
USBポートカバーは接着剤のノリが良いように表面をヤスリで荒らし、針を通す用の穴を4隅に空けておきました。
でも最後に糸で留めた時に試したら、普通に穴のない箇所も針で突き通していけたので、別に前もって穴を空けておく必要はなかったみたい。
そんなわけで出来上がったのが最初にのっけてる写真のものです。
横持ちする時に邪魔になるかなーと心配しましたが特にそんなこともなく、強度的にも今のところやわい感じはありません。ただ、強くひっかけるとポロリと取れるようになってます。そうじゃないとUSB端子自体が破壊されちゃいますからね。
ちなみに、「普通に針で突き通せた」ということはホチキスの針も通るということなので、上のようなめんどくさい手順で作らなくても、多分下記の手順で済んじゃいますねこれは。
今回のやつが壊れるかなくなるかしたら、こっちの手順で作り直すことにしよう。
DELL Latitude 10 に付属しているACアダプタは、eneloopリチウムイオンの5,400mAhタイプをひと回り小さくしたような形状で、しかもコードを巻き付けやすいように溝やフックがついていたりと、随分考えられた良い品(購入時期によって違うらしい)なのですが、コンセント側に伸びるコード部分だけが少々いけてない作りの、太い長いケーブルになっておりました。3pinタイプの、ノートPCなんかについてるぶっといやつを想像してもらえるとよろしいかと。
でも、アダプタ部分から本体側へは細い長いケーブルが生えているので、コンセント側へこんなに長い線が伸びている必要はないんですよね。そのわりにこれだと持ち運びの時に邪魔なので、なんとか縮められないものかと検討(という名のAmazon探索)をしたわけです。コンセントまわりを塞がず、持ち運びにも邪魔にならないってことだと、だいたい10cmくらいの長さが望ましい。
で、見つけたのがサンワサプライの 3Pin電源コード。
類似製品が「コード部分だけで20cm」であるのに対して、こいつはどうも「コード部分も含めた全長が20cm」っぽい雰囲気なのです。
さっそく注文して翌日には届きました。元々のケーブルだとこうなってたんですが…
サンワサプライの品に替えると…
こうなった。
いやすばらしい!やったこれはコンパクトだ!
…とアドレナリンがプシュープシューと噴き出しまくったんですけども、人間というのは欲があるものでして。これを付けた状態で持ち運び用にコードを巻き付けてみますとですね、
なんか尻尾が生えちゃってるのはもったいない。せっかくここまでコンパクトに一体化してるのに、と。
とはいえ、コードなしの3pin-2pin変換プラグなんかをかませてしまうと、今度は直角に端子が出てる分カバンの中でひっかかったりうざそうです。持ち運び用と割り切ってコンセント回りが塞がれることに目をつぶっても、カバンの中でおさまりが悪いのは妥協できないところ。
せめてプラグ部分が折りたたみできればいいんだよなー。
そう考えてピンと来ました。で、ごそごそと初代iPadについてたUSB充電アダプタを取り出してみる。
この頃のアダプタって、メガネプラグ部分と分離できる作りになってるんですよね。しかもプラグ部分は折りたたみが可能。
つまりこのメガネプラグ部が、Latitude 10 付属アダプタの3pin(ミッキーコネクタというらしい)部分に突き刺されば良いわけですよ!
そのままだと3pinコネクタメス側にある突起が邪魔でささらないので、おもむろにノコギリを取り出して…
ゴリゴリと切ってやる。ゴーリゴーリゴーリゴーリ…。
この角度で切っちゃうとウッドデッキ切り進んじゃうじゃないかとぞわぞわしますが、撮影上こうなってるだけなのでそこは気にしないでください。
ゴーリゴーリゴーリゴーリ…。
こうなりました。
さすがにこのままだとみすぼらしいので、ちょっとだけヤスリで整えてやる。
で、こいつをLatitude 10のACアダプタにぷっすりと…ささったー!
う、うーん。ささったはささったんですが、ミッキーコネクタとメガネコネクタで微妙にピン幅が異なるのが災いして、綺麗に奥までは入ってくれません。少々引っ張ったくらいじゃ抜けないので、使えるといえば使えるんですが…うーん電源回りでこれはちょっと怖いかなあ。
携帯用に巻き付けた時の一体感を見れば考えが変わるかも!と思ってコードをぐりぐりと巻いてみる。
いやっほー、超コンパクト!そうそうこれがやりたかったのよこれが!
…とまでテンションアップとはいかなくて、やっぱり隙間がちょっと気持ち悪い。うーん、お蔵入りかな。ぐらぐらするし。
ちなみに、この後でサンワサプライのケーブルの方とセットにして2泊3日の旅行に出てみたんですが、あれでもじゅうぶん邪魔に感じることはありませんでした。
ちょうどいい品が見つかるまでは、そっちでひとまず落着かなー。
もう「めっちゃ」ではなくて「めっっっっっっっっっちゃ」と力を入れて叫びたいくらいに快適です。これだよこれ、これが欲しくて、これを期待して買ったんだよ、と声を大にして言いたい気分。すごく満足。
まずペンの精度が良いです。未キャリブレーション状態でも、端っこ1.5cmあたりより内側になると気になるほどのズレは感じません。
GPSはカタログ上は搭載してないことになってるんですが、ちゃんと載っかってます。しかも屋内で反応できる程度に感度が良い。地図アプリを開いてしばらく待つと自宅を指し示してくれました。
USBポートからの出力もしっかりしてるみたいで、外付けの2.5インチHDDやDVD-RWドライブもバスパワーで駆動できます。
明るさ感知センサーが妙な場所に位置してないので、ちゃんと周囲の明るさに応じて画面の輝度が変化します。
総じてカタログでうたわれている機能がうたわれている通りにちゃんと動く感じ。実にすばらしい!
これ、裏を返すとThinkPad Tablet 2だと全部ダメなとこだったんですよね…。
どうしても比較してしまうのですが、ペンの精度は言うまでもなく、GPSは屋内だとダメ。USB接続でDVD-RW使おうとしたらバスパワーで動作せず、省電力をうたってるLogitecの現行品を買ってくるもこれもダメ。2.5HDDも以下同文。Latitude 10だと全部動作しました。
明るさセンサーに至っては、何故かセンサー部が、画面を横向きで持った時に右手で掴む場所あたりにある始末。誤動作しまくりで使えたものではありませんでした。
というわけで、キャリブレーションするまでもなく快適に使ってる Latitude 10 なのですが、せっかくなのでこれも前にやった機種たち同様に、OneNote使って罫線をトレースしながらグリッドを描くって実験をやってみました。
その結果がこれ。ぺたり。
ある程度精度がいいのはもうわかりきっていたので、あえて「どこまでズレないで描けるのか」を試す意味で、これについては全画面表示にして端から端まで使って描いてみた図になってます。
画面外枠付近になると派手にずれるのが見てとれるのと、それ以外の内側については、OneNoteの罫線が視認できなくなるほどしっかりトレースできてる。ぶれもない。正直これは ThinkPad X61 Tablet 以上の結果が出てるんじゃないの…というあたりはちょっとびびりました。
外側のズレはキャリブレーションで補正できるだろうから、そうするともっと良くなる可能性も…だとしたらすごいなーこれ。
あえてネガな点をあげるとすると…うーんなんだろ、たまにちょっと不安定な挙動を示すことがあるのと、電源ボタンをはじめとする各種ボタン類が誤操作を防ぐためといってもやっぱちょっと固すぎる感じ。あとはまあ、本体ちょっと重いね。ってあたりでしょうか。個人的には「あえて言えば」程度で、そんなに気になってはいません。
あ、標準の状態だとペンの感度が固めだったので、そこはこちらのブログ(『刻田門大生存確認ブログ-Latitude10の続き。』)を参考にさせていただいて、感度調整を行いました。
ペンにキズがつくのは不可避かと思ったのですが、ボタン真ん中あたりの支点部分に爪を立ててぐいと押しつけると、ちょうどペン軸にあるボタン用の開口箇所を外側に開くことができるんですね。これで、そのまま爪を押し込んでペキッとボタンをはずすスペースを作ることができました。
感度固めだとかなり書き味を損なうので、Latitude 10にはこの調整必須ですね。
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