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今回のアメリカ行きでは、せっかくハーレーに乗ってうろちょろするんだから、GoProを持参して走行動画も撮ったりしようと企んでいます。ただ、一応予備として64GBのカードは買い足しましたが、それで道程のすべてがカバーできるわけもなく。なにかバックアップの手段が必要となります。
そんなわけでポータブルHDDが欲しいかなーと。
バイクに積んでうろうろすることを考えれば、衝撃に強くできてるモデルが望ましい。んじゃそれはなんだろう...とAmazon漁ってたら出てきたのがトランセンドってとこのモデル。ただしちょっとデカい。その分頑丈にできてるとはいえちょっと...。
そう思って店頭に見に行ってみたら、いやこれがアナタ、バッファローから出てる耐衝撃モデルのポータブルHDDが、すごく手になじむ良いサイズだったんですよ!
バッファローさんだったらお願いしたら貸してくれるかも。
そう思ってダメ元でメールしてみたら快く貸していただけました!やった!
お借りしたのは、耐衝撃をうたうUSB3.0接続のポータブルHDD 1TBモデル(HD-PNF1.0U3-BB)です。
外側は普通のプラスチック。表面は滑らか、底側はざらざらした感触になっています。トランセンドのものは衝撃をいなすためか表皮がゴムっぽくなっているらしいんですが、カバンの中に入れてるとゴミがついてじゃまくさいという話を聞いていたので、この普通さが良いです。
手持ちのiPhone5Sと並べるとこんな感じ。ちょうど手におさまるサイズなんですよねこれ。
2.5インチHDD、3.5インチHDDと並べてみました。
厚みはこんな感じ。
体積でいうと、モバイルバッテリーの 『cheero Power Plus 2 10400mAhモデル』が、ちょうどこれと同じくらいです。厚みはcheeroの方があるんですけど、縦横サイズはHD-PNF1.0U3-BBの方が大きい。ただし重量はHD-PNF1.0U3-BBの方が、比較にならないくらい軽いです。
で、個人的に一番重要なのが、WQ1/M(QH55/M)のUSB3.0ポート接続で、ちゃんとバスパワーにて動作するのかってこと。
これはまったく問題ありませんでした。さくさく動きます。
ついでに1.3GBの動画ファイルをコピーして試してみると、ぐんぐんとバーが動いて12~3秒でコピー終了。リムーバブル系の媒体は遅いというイメージがあったんですけど、さすがはHDD、速いです。
あと、宿泊先に有線LANしかなかった場合に、部屋内を無線LAN化できるように...と、小型のWiFiルーターもお借りしました。『AirStation WMR-433』という製品です。世界最軽量モデル。
WiFiルーターは「結果的に使わなかった」となる場合が多いので、あまりかさばるようだと荷物から外す候補第1位なんですが、これが本当に小さい。めっちゃ小さい。どんぐらい小さいかというと、単3電池3本よりも小さくてびっくり。
これでIEEE802.11acに対応して433Mbpsの通信ができちゃうってんだからすごいよなあ...。
ただ、実は電波法の関係でまだアメリカでは許可を取ってない製品らしく、今回の旅には連れていけないことが判明しました。
むー残念。
そうなんですよ。まったく同じ富士通製で、同じ規格のACアダプタなのに、ケータイのオプション品としてNTTドコモブランドで販売されているものだと3分の1の値段で済んじゃうのです...。
なんだよなー、だったら部品共通化して安く販売してくれりゃいいのに。
IBMのノートPCを使ってた時は、ACアダプタはACアダプタとして規格化されていたので、異機種間での使い回しなんか当たり前にできるもんだったでありますが...。
というわけで、ちょこちょこと「ああ、やっぱACアダプタあった方が便利だな」と思う機会があったもので、こっちの安いケータイオプション品の方をひとつ買い足すことにしました。
普通に手持ちのACアダプタを持ち歩く選択もあったんですが、拡張クレードルに普段はつなぎっぱなしなもので、いちいち外して~つけて~とするのがめんどっちいのです。
そんなわけで届きましたのがこちらの品。
簡素なパッケージで中には、ACアダプタとメガネケーブル、取扱説明書がおさめられてます。
本当に使える品なのかというと...
これこの通り、INPUT/OUTPUTの規格がまったく同じ。もちろん本体に接続するピンの形状も同じです。ちなみに上がWQ1/M標準添付品で、下が今回購入したもの。
ただ、本体形状はまったく同一ではなくて、今回購入したF-05E用の方が若干コンパクトですね。
一方で付属のメガネケーブルはF-05E用の方が少しごつくて...
このように、F-05Eの方が少しかさばる感じです。
ただ、どっちにしてもこのメガネケーブルって無駄にかさばるんだよなあ...と考えてて思い出した。確かDellのLatitude 10を買った時も同じ様なことで悩んでたはず。
そう、iPadのACアダプタがあるじゃないかと。
はめてみたらこれがピッタリ。いやっほうコンパクト...かな。ちょっと不格好な気も。
普段旅行の時には小さな電源マルチタップも持って行くので、メガネコネクタ用の電源マルチタップを購入して、それとメガネケーブルの組み合わせでも良いような気がします。
それなら電源マルチタップが荷物から消せるので、プラスマイナス0で荷物増えないし。
先日、AdobeのIllustrator CCにアップデートがありまして。その中で自分が普段使っているブラシツールにも仕様変更が入り、それでちょっと描き味が従来とちがっちゃったんですね。
なんだこれファッキン、もとに戻せくそアドビ!とか思ってたんですけども。
何の気なしに、普段使ってるデスクトップの方じゃなくて、QH55/Mの方で動かしてみたらこれがけっこう実用的な速度で動く。あれ?って思って試しに描いてみたら、やっぱりちゃんと動く。
それじゃあ、このブログで使う絵を一枚描いてみようと思って、既存のファイルをコピーして描こうとしたらすげー重くて描けたもんじゃない。あれ?って思って新規作成して描いてみたら、やっぱりこれがちゃんと動く。
新規作成したファイルに、必要なブラシとスウォッチやレイヤーだけコピーして描いてみると...重くない。
うーん、切り分けが今ひとつわからなかったんですが、とりあえず新規作成したファイルで描いてみたものが、上に載っけてるイラストです。
印象としては次のような感じ。ハガキより一回り大きいサイズで、レイヤーが7個くらいあるファイルです。
・ブラシの描画はまあまあ動く。
・でも、途中で何カ所かとりこぼして、線が無理矢理補完してる印象を時々受ける。
・キャンバスのドラッグはできなくはないけど重い。
・オブジェクトの移動/選択/コピーはいずれも普通のレスポンス。
・拡大縮小もまあまあ動く。
脇にキーボード置いてだったら、カットイラストくらいなら余裕で描けちゃうなーという印象でした。びっくりした。
画面がちっこいのとドラッグが重いのとで、ページマンガやPhotoshopとの連携なんかはちょっと...しんどいかなあ。
とはいえ重い軽いは各々基準が違いますし、百聞は一見にしかずともいいます。
なので、ビデオに撮ってYouTubeにアップしてみました。こんな感じで描けますよーってのと、こんな感じでWindowsボタン誤爆するんですよーというのが確認できるかと。
絵を描いてる時の誤爆はほんと心臓に悪いからカンベンして欲しい...。
基本的にはタブレット単体で便利に使えてるのですが、ちょっと手が込んだことをやろうと思うと、やはり周辺機器と組み合わせた方が便利です。というわけで、「こんなのとあわせて使ってますよ」というアイテムをちょっとご紹介。
まず何はおいてもはずせないのがこれ。ThinkPadのBluetoothキーボード。
このタイプはUSB版も持ってます。本当なら充電もいらないし接続でトラブルこともないそっちが便利かも...と思ったんですが、QH55/Mの場合はUSBポートに蓋がされているので、いちいち蓋を開けなくて良いBluetooth版の方が楽でよいです。
現行品のコイツは中ボタンスクロールが従来の仕様と違っていて今ひとつ使い勝手が落ちるんですけども、それでもこのコンパクトさはタブレットとあわせて持ち運ぶのに向いてますし、腐ったとはいえThinkPad。キーの打ち心地やトラックポイントの操作性は、まだまだそこらの携帯用キーボードで太刀打ちできるものじゃありません。
通常ノートPCで行っていた作業(テキスト原稿起こしやPDFの注釈作業、メール書きなど)については、コイツと組み合わせることで同等の生産性が確保できてます。
続いては純正オプションの拡張クレードル。最初本体を差し込んでみたら抜けなくなって焦りました。差し込みはまっすぐでいいんですけど、取り外しは斜めに持ち上げないとスムーズにはずれないようです。説明書に書いといて欲しい...。
購入時にはデカイ写真が見当たらなかったので注文を迷ったのですが、これはやっぱり買って良かったです。そんなに重量があるわけじゃないのに安定してますし、ポート類が充実してるのも良いところ。
常時接続しておきたい周辺機器は背面のUSBポートへ、一時的に使いたいものは側面のポートへ。そんな使い方もできますし、HDMIポートをディスプレイにつないでおくことで、「自宅ではデスクトップPCとして、持ち出す際はタブレットとして」という使い分けもできそう。
うちの場合はデスクトップとして絵作業マシンが鎮座してるので、そういう使い方の必要性はないのですが、「ワードエクセル、あとWebを少々」という用途であれば、これで十分お釣りがくるよなーと思えます。
少しの金をケチって充電専用クレードルにしなくて良かった。
で、何気に「おおおこれは!」と一番重宝してるのがこのカバーです。サンワサプライのiPad用ケースで、お値段なんと980円。
一応商品説明には「10.1インチタブレットPC 対応」ともあったので「この値段だしダメ元で...」と注文したものなんですが、すばらしくぴったり。出し入れし辛いほどきつくもなく、といってゆるすぎるわけでもなく、まさにちょうど。
さらには、以前 Latitude 10用として買ったUNIQLOのDIMEコラボバッグにも、これがぴったり入る。
そして、ここからが本題。「ダメ元で」これに手を出したメインの理由がこちらなのです。
なんと変形機能つき。
中に厚紙が仕込まれていて、タブレットスタンドに化けちゃうんですねこれ。
キーボードと組み合わせるとこんな感じに。
さすがに膝の上で作業できるようなものではないですけども、意外としっかりしたスタンドになっていて、少々指で操作したぐらいじゃびくともしません。
厚紙部分以外はただのペラペラした布ケースなので、保護性能は正直へぼいです。でもその分軽い。自分の場合はカバンの中で他のものと画面がこすれて傷になるようなことさえ防げれば良いので、これで十分なんですよね。
QH55/Mとあわせるんであれば、けっこうおすすめできるケースです。
あ、そういえば手持ちのDVD-R/RWドライブをバッテリ動作中のQH55/Mにつないで試したところ、本体側USBポートからの給電だけでしっかりドライブを駆動させることができました。これがダメだとけっこうショックなので、そういう情報を購入前に確認したい人がいるかもと思い、一応メモとして残しておきます。
「初期不良だ」ということになって新品交換してもらうことになったウチのQH55/M。昨年の12/23には代替機が届きまして、それから1カ月...まではいかないですけども、ほぼ毎日さわってます。
なのでそろそろいいかなーと思い、感想を書きとめておこうかと。
■製品不良について
まず気になるのが、色々言われている製品不良は解消されているのかってこと。
具体的にはこの製品の場合、次のような点がネットでちらほら見かける不具合と言われているものたちです。
1) CPUがバースト(クロックアップ)してくれない。
2) スリープからの復帰で画面が暗転したまま操作不能になる。
3) スリープから復帰できたと思ったらそのままフリーズして操作不能になる。
4) 新品なのにバッテリーが劣化してると判定される。
5) バッテリー残量が100%なのに、いきなり電池切れになる。
6) バッテリー残量表示が100%のまま変化しない。
7) スリープ中の電力消費が激しい。
8) ヘッドホン使用時のノイズがひどい。
このうち、1)についてはBIOSのアップデートで解消済み。前回の個体も、今回新しく届いた代替品でも、この新しいBIOSが適用されていて問題ありませんでした。
前回の個体で発生していた症状は2)~7)。うち、4)~6)のバッテリーまわりについては、どうも初期リフレッシュ動作をユーザー側で行う必要があったみたいで、一度バッテリーが空になるまで使った後、ACアダプタにつないで充電ランプが消えるまで放置。これを何度か繰り返してバッテリーのサイクルカウントが2~3ぐらいになるまで進むと、まともに使えるようになりました。
というわけで、2)、3)、7)の不良が前個体では解消できない不良として発生しており、特に2)が問題だったので交換とあいなったわけです。
で、新しく届いた代替品はというと、2)の症状は一切出ません。いつでも問題なくスリープから復帰します。
4)~6)のバッテリーまわりについても、当初から問題なし。バッテリーのサイクルカウントが0の状態でちゃんとフルに性能を発揮してくれるというのは気持ち良いです。
3)のフリーズは使っていくうちに数回発生するようになりました。最初はATOK2013が怪しいかなと思ったのですが、多分真犯人はWin8以降で導入された「高速スタートアップ」じゃないかと想像しています。高速スタートアップ機能をオフにしてからここ10日間くらいは、スリープ復帰後のフリーズに悩まされることもなくなりました。
残るはスリープ中の電力消費...ですが、これは多分富士通製のプリインストールソフトがなんか悪さしてるんだろーってことでまだ検証中です。いろいろ削って、今は1時間に1%減る感じ。
あと何気に新しく届いた個体は電源ボタンの押し心地が良くなっています。前のとちがって「コク」という案配のクリック感があり、確実に押すことができる。ほんと交換してよかった!
■CPUスペックについて
基本的にストアアプリや、デスクトップ機で軽量級とされるソフトはほぼサクサク。Photoshopとかの重量級ソフトで印刷前提解像度使ってペンで書いたりするのは「無茶言うな」レベル。意外とIllustratorは動く感じなので、小さいカット描きくらいなら使えるかなー...とは思いますが、後述するペンの精度的なものがあるので、あまり「やりたい」と思える作業ではないです。
Latitude10を使ってた時は、ストアアプリのOneNoteやSolitaireなど、ちょっと高機能であったり、リッチな画面を持ってたりするものは軒並み重さを感じたので、「まだ実用化一歩手前」みたいな感覚が残ってたんですが、QH55/Mだとほんと快適です。
■ペンの精度について
とりあえず格子を書いてみました。
まずペン先の位置設定をリセットした状態がこちら。
ペン先位置を、自分の使いやすい状態に設定した後がこちら。
調整ではカーソルを視認しやすい位置に持ってきているので、調整後の方が逆にずれてるように思えるところもちらほらと。ただ、リセット状態では上下方向のズレは少ないですが、左右方向がけっこう派手にズレて(しかも右側に)くれているので、設定せずに使えるような状態ではありません。
あと悲しいことにけっこう揺れが出ている様子。しかも画面端ではない中央部でも揺れが出てる。描いてて気になるほどの揺れではないのですが、返品前のものを確認してみたらやっぱり同じ傾向が見てとれたので、これはもうこういうもんなんでしょう。
個人的には多少の揺れよりも、傾き補正がないことの方が気になります。けっきょくタブレットの持ち方を変えるとペン先のあて方(角度)も変わるので、色んな姿勢で使うタブレット製品にこそ傾き補正を入れて欲しいなあ...と。
これまでに使った液タブ製品をランク付けすると、調整でペン先に近づけることができる...という意味では次のような感じ。
Cintiq各種 > (越えられない壁) > ThinkpPad X61T > QH55/M > Latitude10 >> ThinkPad Tablet2
カーソルがペンの裏にまわりこんで見えなくなるような致命的な状態はつぶせるので、その点ではQH55/Mの方がLatitude10より優れています。Latitude10は、調整がどうもうまく働いてくれないのです。
一方で、Latitude10は描画域内(画面フチ上下左右1.5cmより内側)に関しては線の挙動が安定していたので、その部分の精度ではQH55/Mの方が劣ります。ちゃんとまっすぐ線がひけるもんねあっちは。
ただ、CPUスペックの向上がキビキビしたペンの追随性につながっているところもあるので、精度面で見える以上にQH55/Mの方がペン操作は快適です。でもやっぱりまあ「仕事で仕上げまで使いたい」と思える精度ではなく、そこは高望みしちゃいかんとこだなーと。
■画面の広さ
10.1型の画面に、2,560×1,600という高解像度。ドットなんか見えません。ヘンに画面がギラつくこともなく落ち着いた画質で、いわゆる「自炊」したコミックの読書端末としても快適です。なんせ見開き表示したコミックで、ひとつひとつのルビまではっきり読める。ドットが視認できないレベルだから、主線にディザが見てとれることもない。
しかも画面比率がWindowsタブレット定番の16:9というくされ横長画面じゃなくて、16:10とやや縦が広くとられているので、コミックを見開き表示した時の相性も良くなってます。
この縦の広さは、OneNoteでメモを取る時や、グラフィックソフトで絵を描く時にも、「あれ?広い!?」と意外に実感する部分なので、使えば使うほどうれしくなってくる点です。
■総括
そんなわけで、やっぱりざっくりした感想になっちゃってますけど、総括すると「不具合のない個体に当たればかなりの良機」「ペンの精度はちょっと残念ながら、キビキビした動作が気持ち良いので、メモや落書きレベルならかなり快適」というのが自分の実感です。ペンが内蔵式ってとこも良いんですよね。思いついた時にさらさらーと描けるので。
あと本機を使うに当たっては、必要ないと判断できた富士通製プリインストールソフトは削除しまくった方が良いと思います。
指紋認証用ソフトとしてOmniPassという常駐ソフトが入っているのですが、これを削除してWindows標準の指紋認証に任せた方が、判定ミスは断然減るし認証の速度も向上しました。しかも、ATOK2013で入力時にいつも「一文字目の入力が破棄される」という現象に悩まされていたものが、OmniPassを消したらそれも解消。他にもスマホと連携するためにF-LINKやら、なんかメディアサーバー系のソフトも色々常駐しているみたいなので、ひとつずつ確認してアンインストールしていこうかと思っています。このへんは、まさに「ああ富士通だなあ...」って感じですね。
わしの買い物こんなんばっかりや...。
ちなみにどんな不良だったかというと、「長時間スリープさせた場合、復帰させようとしてWindowsボタンを押しても、押されたことを示す振動があるばかりで画面は真っ暗なまま何の操作も受け付けない」です。
ようするに「寝て起きたら、毎朝電源長押しして強制終了させて、それから電源ONにしないと使えないですよー」って状態。ただ、ネットで使用感を検索してるとかなり見かける事例なので、ほぼこの機種の持病だと思ってます。対応としては「対策パッチを待て」になると思っていたのです。
でも特定ロットに限る不具合だったりして放置されたりしたらイヤなので、一応念のため、「買った時からこんな障害出てますからねー」という履歴をサポートに残すつもりでした電話...だったんですが、うーむ。
交換は、玄関先まで持ってきてもらって、その場で交換して終了となるようでした。
そんなわけで、初期不良認定されちゃった個体をどうこう言ってもはじまらないので、あんまりあれこれテストしてません。
ただ、購入直後はバッテリの表示がおかしくて、充電残量100%になってるのに電池切れを起こしたり、100%のままぜんぜん変化しなかったり、スリープさせてんのにやたらと電池を消費したりと、なんか電気まわりがおかしかったり。あと、「電源ボタン」もやたら押しづらくてなんだこりゃだったりと、なんか「うーん」となる部分が目立ちます。
でも性能はすっごくいいんですよ。液晶もめちゃ綺麗。ペンの反応もよくて、あまり不満を感じません。防水は...タッチの反応が良すぎるのか、ちょっとした水滴がついてるだけで誤作動だらけになるので、こっちはあんまり使ってない。
なんだろうなあ。なんというか...「すっごく良い素材を取り揃えて、へたくそなシェフが調理しました」って印象のマシンです。
どうせ交換するマシンなので環境構築する気もあまり起こらないので、最初から入ってるFresh Paintでグリッド試験してみた図を最後に貼っておきます。
以前さわってきた時のあれは夢だったのかしら?と言いたくなるくらいに、特に精度面で突出してる感じはありません。買った直後だとけっこーずれてました。それも、全体がリニアな感じではなく、上半分と下半分が別物のズレ方をしてるような案配で。
ただ、何度か調整してるとたまにまぐれ当たりする(今回は、画面を上下逆にして調整したらバッチリあった(笑))ことがあるんですよね。現状は特に不満を覚えることなく使えてます。
富士通さんをなめてました。ごめんなさい。
といっても内部ストレージは128GBにしたかったので、量販店ではなくて、帰宅後にメーカー直販サイトからの購入となりました。
他にオプションとしては拡張クレードルと3年間のワイド保証(水濡れや落下による故障も保証してくれる)をつけて、サポートはミニマムにして、しめてお値段111,180円。これを高いと思うか安いと思うかは来てみないとまだ判断つきませんが、少なくとも現時点では「安い」んじゃないかなーと思ってます。
ネガ要素に思えたのは、意外と筐体に熱を持ってた(特に右下)あたりと、タッチパネル式のWindowsボタンがやたらと誤爆しがちだったあたりの2点。
一方で、なめてかかってたペンの精度がやたらと好印象でびっくりしました。精度の悪いデジタイザだと、いくら調整しようが画面の端をペンでなぞっていくと、ポインタの位置がペン先の右や左に回り込んでいったりするのですが、こいつの場合それを感じませんでした。
もっとも、1回の調整でばっちり決まったわけではなくて、何度か再調整を繰り返しましたけども。
あと、線がぶれない。
標準のペイントで2000×1000ぐらいのキャンバス作ってそこでぐりぐり描いてただけですが、なんか線がへんによれたりとか、ぶれたりとかがないんですよね。試しに指で描いてみても安定した線が描けたので、ペンの性能というよりも、筐体のノイズ対策がしっかりされているのかもしれません。
もともと Latitude10はこのAtom Z3770(Bay Trail-T)世代までのつなぎのつもりで買っていたので、「また買っちゃった-」というよりも、「期待通りに決定版が出てくれて良かった-」という気持ちが大きいです。
最近 hulu で遅まきながらHEROESというアメリカドラマに見はまっているので、こいつが届いたら防水筐体だから風呂場でも見ることできるなーいいなそれはーとか、ちょっとウキウキしてみたり。
納期は1~2カ月かかるんだとか。早く届いて欲しいものです。
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