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先週に引き続き、今週も月・火と立て続けで打ち合わせ。
打ち合わせプチラッシュなのです。
月曜日の打ち合わせは、今月末から開始予定の連載について。
当初4ヶ月分のネタ決めやサイト構成、タイトルとかギャラとかもろもろをえいやとご相談です。とりあえず決めるべきものは決めて、あとは向こうからバトンが送り返されてくるのを待つだけになったので、これについては一旦脳みそからはじき出します。
火曜日は「できれば今年中に出したいんだけど、なんだか妙な雲行きになってまだしばらくかかりそうだからムリかもしんないけど、遅くとも来年初頭には出したいねぇ」な単行本のお話と、12月頭に刊行予定の文庫本について。
メインの話は文庫本についてで、本来は編集さんとデザイナーさんの二者で済む打ち合わせに、こちらからお願いして同席させてもらったのでした。…というのも、自分が抱いているカバーイメージが一応はあるので、直接お会いして話をした方がお互い話が早いでしょうね~となったから。
で、目の前にてタブレットPCにあれやこれやとラフ描きをしてみせて、まとまりのないままながら頭の中にある「あれもいい、これもいい」といったイメージをそのまんま丸投げ。
もう何度もお世話になっている装丁家の方なので、その仕上がりには特に不安もなく。「これで伝えるものは伝えたぞ」と、文庫に関しても8割方は完了した気分でほっと胸をなで下ろします。
そんなわけで、こちらも脳みそからえいやとはじき出してしまいます。
ひと通り話が終わった後は、ぼーっと編集さんとデザイナーさんとの掛け合い漫才に耳を傾けていたのですが、やはりなんというか勉強になるなぁ…と。そもそも最近書店で「すばらしい陳列をしてくれてる!」と嬉しく思った時には書店員さんにお礼を告げて行くようにしたりとか、そういうことをするようになったのもこのデザイナーさんの影響だったりするんですね。なにかをもっともらしく語る方ではないのですが、飄々としていながらもふとした時に「ちゃんとこういう営業努力してきてるんだ…」というのがにじみ出てくるので、とても勉強になるのです。
そんなわけで帰りの電車は取りとめもなく仕事のことを考えてみたりして。
よい刺激を受けた一日でした。
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