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アメリカ旅行の総括 (ケータイ編)

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アメリカ滞在中は、日本でSIMフリーiPhone5Sを買って持ち込み、それに現地のAT&T社製 SIMカードを挿して使ってました。30日間使い放題プランで、データ通信の上限が2GBである以外は、国内通話もテキストメッセージのやり取りも、すべて無制限というプランです。確か$60だったかな。
最初はSIMカード代別途だと思ってたんですけど、AT&Tのショップでアクティベーションしてもらった時に、前述の$60からSIMカード代が差し引かれていたので、込み込み料金らしいです。

AT&Tの電波は、感覚的には「インターステート(日本でいう東名高速とか、ああいった大動脈)沿いの街ならまず間違いなく入るんだけど、それを外れたらダメ」って感じ。
レース期間中に訪れたデンバーやコロラドスプリングスはもちろんOK。ベガスやフラッグスタッフ、セドナ、その他インターステート40号とほぼ並行して走ってるルート66沿いの町なんかも、かなり小さいへんぴなとこだろうが大丈夫。
ところがグランドキャニオンに行こうとして、インターステートを離れて北上したらもうアウト。電波が弱いとかじゃなくて、完全に圏外。
しかもイラスト上方にあるPage(ペイジ)って街なんかは、けっこうな観光地で設備も色々整ってそうなのにアウトでした。
だから、街の規模によらず、とにかくインターステートのあるなしなんだと思います。

ちなみにSoftbankのSIMに差し替えると、そこで拾える電波の一覧を見ることができるんですよ。それで確認した限りだと、Verizonならそこそこ田舎でも拾える感じでした。そういやパイクスピークの山頂でも、AT&Tはアンテナ立ってるけどうまく通信できないのに対して、Verizonのモバイルルーターはちゃんと電波飛んでた気がする。
でもSIMの単体売りがないんですよね確かVerizonって。

そんなわけで手持ちのiPhoneは、再びインターステート沿いの街に戻るまでの4日間、完全に圏外を示したまま、まったくの役立たずになってました。8日間のツーリングだったから、ほぼ半分がケータイ不通期間だったことになります。うーん。

現地モーテルの予約は、ほぼiPhoneに頼り切りだったので、この「iPhoneが使えない期間」というのはかなり不便でした。
グランドキャニオンあたりを攻めてた頃は、もうだいぶアメリカに慣れていたので、「iPhone使えないなら、現地で一件ずつ回って安いとこに飛び込めばいいや」って開き直りはきく状態だったんですけども、それだと当然割引がないんですよね。おかげで随分モーテル代がかさむことに。アメリカの独立記念日と重なってたのもあって、余計にえらい高い宿ばかりになってました。
このへんは、もう少し計画的に事を進めるべきところだったなと反省すべき点であります。

あと意外に電話機能は一切使わなかった。

というのも、これで誰とでも連絡取るのバッチリだぜ!とか思ってたら、日本からの知り合いはみんな日本の電話機をそのまま持ち込んでて国際ローミングで済ませちゃってたので、現地の電話番号持っててもぜんぜん意味なかったんですよね。
データ通信については、モバイルルーターで済ませてる人が多いみたいでした。

現地SIMいいんだけどなあ。充電管理もiPhone1台で済むし、安価だし。

もし来年も行くことになったとしたら、なんとかVerizonのSIMを入手する方法がないか検討したいと思ってます。

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2014年7月28日 12:13に投稿されたエントリーのページです。

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