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Adobeのソフトが一斉にアップデートされてた

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 もう先週末のことになりますが、朝出勤してニュースサイトを見てみたら、Adobeのソフト群が一斉にアップデートされた旨が載っていました。年間契約で随時最新版が導入できるようAdobe税を支払っているので、ならばとさっそく仕事場のパソコンも最新版にアップデートして、ここ数日試してみています。
 何をおいても、気になるのはIllustratorの動作加減。今はCC以降の仕様が気に入らなくて結局CS6を使い続けているんですよね。

 さささっとブラシで描いてみた感じ、CC導入後に見られた「線の描画がワンクッション遅い」感じは皆無になってて、描き心地もすごく軽い。ベクタデータなので描いたままが線になるわけではなくて、描画パスを解釈してソフト側で線に落とし込むわけですけども、その線の感じはCC 2017あたりから好ましい感じに落ちついていて、描き始めと終わりに変なよれが出ないとか、妙に細かくポイントが作られて線が滑らかな直線状になりづらいとか、そういうCS6でありがちなネガがなくなりました。それはそのまま今回のバージョンも引き継いでる。

 ああ、いいなと。試しに続けて仕事データの編集に入ってみましたけど、やっぱり線が安定してくれるおかげで描き直しの頻度が下がりました。線がよれないので、特に細いブラシで小さな文字を書くときに安定した筆跡になる。これはいい。CCライブラリに素材を登録してInDesignと連携させるとか便利な機能ができているので、正直そろそろ最新版に乗り換えたい気持ちはあったんです。少なくとも「描く」という部分ではこっちの方がいい。

 一方で「描いて編集する」と考えると...ああやっぱりCC以降で改悪された選択状態の解除仕様はそのままか、と。
 ブラシや鉛筆ツールは描いたあとに「その線を選択したまま」にするか「選択を解除する」を選べるんですが、これがCSシリーズまでのIllustratorだと、描いた後の選択は解除すると設定しておいても、その線を選択しなおして上をなぞって形を再編集する時は、編集後も選択状態が残ったままという仕様でした。これがCCシリーズになってから1度なぞり直すごとに選択解除される仕様になってしまったのです。

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 一発で修正が決まればいいんですけど、細かく直していきたい時もあるわけで。当初は直になれるかなと思って使い続けてみたものの、結局「予想以上に作業ペースが落ちる」という結論が出てしまって、それ以降CS6に出戻ってCC使えなくなっちゃったんですよね。

 ただ、いつまで様子見をしても元の仕様に戻る気配は一切ありません。ってことは、どこかで見切りをつけないと駄目なんでしょうねえ。

 ソフト間の連携は気に入っているし、ブラシレスポンスも今回のアップデートでかなり好ましく思い始めているので、これを機にしばらく最新版の方で仕事を進めて作業フローを見直してみるつもりです。

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2017年10月24日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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