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土日を返上して仕事してたので月曜日は作陶デイ

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 年末にかけて行われる増刷修正や改訂作業の詰めが先週末にどっと押し寄せまして、先週の土日は一時的にブースト状態で作業を行う必要があり、ともに仕事日となってしまいました。
 幸い一時的にポンと忙しくなるだけでそこを抜ければあとはほとんど待ち状態です。当然月曜日も待ち状態。そんなわけで1日、陶芸教室から持ち帰っていたご飯茶碗をシャリシャリと削っていました。

 最近の自分のパターンでは、
「ろくろの中心に器を設置→くるくる回しながらカンナで削る→完成」
というやり方で綺麗に仕上がるぞっていうのが定番になっています。ところが今回持って帰ってきたのって、「素焼きの器に作業時間をとられて、後回しにされてた削り待ちのご飯茶碗」なんですね。数週ほっといたもんでもうカチコチ。これ以上置いとくと手がつけられなくなると判断して持ち帰ったものだったのです。
 そのためいつものやり方だと、ここまで固くなった粘土はカンナでも薄皮一枚ずつ削っていくのがせいぜいというところで、それ以上刃を食い込ませて削ろうとするとすぐに器が動いて、ろくろ中央からずれてしまいます。

 といって、薄皮一枚ずつでは時間ばかりかかって、いつまでたっても完成しません。

 しょうがないので次のような手順にしてみました。
「手でがっつりと器を持って、厚みを確認しながら1箇所ずつかきべらで粘土をえぐり取る→いい感じの厚さになったらろくろに据えて回転させながら削ることで表面をならす→水を多めに含ませたスポンジで表面を仕上げて細かい傷を消す」

 元々先生なんかは手びねりではろくろをくるくるーっと回したりはしないんですよね。全体のバランスを見ながらゴリゴリ削っていくと先生の場合はそれで綺麗に仕上がっちゃう。当然早いし、細かい粘土クズが大量に出たりもしないから再利用も容易い。でも自分がそれを真似ると初期の頃の「味を言い訳にしたいびつな形の粘土細工」が出来上がるだけ...なはずだったんですけど...。

 今回やってみたら案外綺麗にできました。しかも早い。

 どうもここのところ綺麗な形状に仕上げることに注力していたせいか、ろくろ抜きでもそこそこバランスを取って削ることができるように、感覚が矯正されていたみたいです。ほんとかなあ。
 このやり方で落ち着けるとかなり作業が早くなるので、次もちょっとこのやり方でやってみて様子をみよう。

 ちなみに先週末の教室には、素焼き用の接着剤を持参して一応はペアマグカップの持ち手を補修してみました。でもあれ、接着剤でくっつけるというイメージよりもモルタルで固めるってイメージの方が近いものなのね。当然くっつけた周囲にはなんかペーストがはみ出まくって汚くなってるし。
 どうもペアマグについては、失敗で終わりそうな予感です。

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2017年11月28日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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