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カメラと付き合う流れがちょっと変わった今日この頃

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 FUJIFILMのX-T20を買ってから、Lightroomをはじめとするカメラ周りの設定を色々見直してます。こうだと思い込んでたけどもっと便利なところがあるんじゃないかなあとか、友人のカメラマンが使ってるのを見た時はLightroomもっとさくさく動いてたよなあとか。昨日のカメラキャリブレーションの件に気付いたのもその一環。

 以前は「連写で取りまくると、後の整理が面倒」と思っていました。似たような物がわんさとある中からベストショットを選ぶには、Lightroom上の写真切替速度があまりに遅くてやってられないと思っていたのです。だから連写はほぼ使わない。そうやって無駄打ちをなくすことで、撮ったらすぐおもいでばこに放り込んで完結という流れも気に入ってたし。

 ところがLightroomのスマートプレビュー機能を調べていて、読み込みと同時にスマートプレビューも全部完了するように設定を切り替えてみたところ...うん、早いっすね。編集中に写真切り替えていくのがこれなら苦になりません。

 そしたら、作業フローが次のようになりました。
 1.写真読み込み&スマートプレビュー作成
 2.読み込んだ写真を1枚ずつ切り替えていって、良さげなのがあればBを押す(クイックコレクションに追加)
 3.クイックコレクションを表示して、気になるものだけ画像調整
 4.クイックコレクション内の画像をJPEG書き出し→USBメモリへ→後でおもいでばこへ
 5.クイックコレクションに名前をつけてコレクションとして保存

 おもいでばこはデータベースサーバだと思っているので、そこにも全写真を放り込んでバックアップ管理させるのが良いと思っていました。でも、このフローに変えてみてからの方がしっくりきています。やっぱり電子アルバムという点を無視するのは良くなかったみたい。このフローだと、「見て見てこの写真」となるものだけがおもいでばこに貯まっていくことになるから、その方が写真を見返そうという原動力になる様子でした。
 考えてみれば、おもいでばこがアルバムであれば、そこに納めるのは現像した写真に限るべきなわけで。昔でいうフィルムにあたるものは、やっぱり引き出しの奥深く(つまりパソコンのHDD)へとしまっておくのが素直な使い方なんでしょうね。

 というわけで連写解禁になった今、おかげでバシャバシャ撮りまくれるのが楽しくて仕方ないです。

 つい自分は嗜好として、「手間は害悪」と捉えてすぐに作業を単純化したがるところがありますが、増やすべき手間なら、それが増えることは厭わずやるべきなんだなあ...とあらためて。

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2017年9月 7日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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