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陶芸でキタミ式のマグネットキャラクターが作れないかなと遊んでみることにする

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 最後に茶碗やマグカップじゃないものを作ったのはいつだっけと振り返ってみたら、まさかの9月のことでした。もう2カ月以上マグや茶碗ばかりさわってたのかと考えれば、そりゃ最近飽きを感じてしまうのも納得です。1個作る度に「ここをこうすれば良かったのか」と成長が見られたもので、つい気になって延々そればっかりいじってたんですね。
 でもさすがにこれ以上続けると飽きそうな予感がしてきます。
 そろそろ違うことをやろう。マグネットで遊べるのとかいいかな。

 とりあえず教室に着いたら、まずは仕事場で先週削って乾燥させておいた茶碗を素焼き用の作品棚へ。

 続いては、折れた持ち手を素焼き用接着剤で固めておいたマグカップ。ダメかなーと思ってましたが、接着剤がしっかり乾くと意外にしっかりくっついてるような。じゃあ、ブサイクに凸凹した部分も削り落とすことができるかもしれません。

 接着剤の部分はどうやら素焼きの地肌部分より柔らかいようです。力加減を調整すれば、はみ出た白い接着剤部分だけを金やすりでゴリゴリ削り落とせる気がする...。

 同時に「あともうちょっと」と思った瞬間に再びポキリと折れちゃう図も想像できたので、慎重に慎重にゴリゴリ削りました。

 できたー。幸い最後の最後にポキリと行くこともなく、これなら上に釉薬をのせることでそれなりの仕上がりになってくれそうな気がします。

 先に本焼きへまわしてあるペアマグのもう1個と同じく、飴釉を全体にかけて出来上がり。

 どうも柄杓で釉薬を全体にかけまわすのがうまくできません。うーん。

 じゃあこっからは本番のマグネットキャラクタ作り。タタラ板を使って平面に仕上げた粘土の上に、仕事場からもってきたキャラクタのプリントアウトをペタリと。この線画部分を先の細い金具でなぞります。

 するとこうなる。

 こうして粘土についた跡をなぞって、形を切り出せばいいわけですね。

 簡単簡単と思いきや、予想以上に粘土がやわらかくて、細かい形状は歪んでどうにもなりませんでした。こりゃダメだってことで、手足はあとからくっつけることに。あと、最初に作ったのが分厚すぎたので、もう一段薄いのも作ってみた。

 一番下にあるのが、後で貼り付けるつもりの磁石です。素焼き~本焼きの過程で粘土が縮むことを考えると、もうひと回り大きく作っておいた方がいいかもしれません。

 削って成形するためにはもっと固くなってる方がいいので、この日はこれで作業終了。でも薄い方は、後で手足つけるの難しそうだなあ。その点を考えると、紙をなぞって跡をつけるんじゃなくて、最初からクッキー型のようなものをこのキャラクタ用に作ってしまった方が良さそうです。
 試作で最終的な大きさが見えたら、アルミ板ひん曲げてキャラクタ型を作ってみようと思います(作ったことはない)。

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2017年12月 4日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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