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うちのメインバイクであるMOTO GUZZI V7はとても優秀で、750ccパワー(というにはちょっとしょぼいんですけど)を生かして小気味良く加速してくれるわりに車体は400ccクラス並に軽く、自分程度の腕前でもさほど緊張感なく細道や河川敷でも乗り入れて行ける扱いやすさを持っています。そのあおりを食ったのがサブバイクであるKSR2。CB1300SFに乗っていた頃にはメインとサブですみ分けていたはずの用途を全部V7がかっさらっていっちゃったもんだから、前にも増して全然乗らなくなってしまって「もう処分するか」とナンバーも外して廃車手続を済ませ、庭の片隅でずっとカバーをかけられたままになっていました。
中古バイク屋に持ち込んでも年式からいって二束三文でしょうから、個人売買で処分するつもりでいました。ヤフオクとか。
でも考えてみたら、廃車証には僕の住所氏名がバッチリ記載されているわけですよ。
ってことは、99%ないことだとは思いますけど、買い手がもし僕のことを知っている人だったりしたら、住所氏名ヤフオクIDまでがすべて紐付いてバレてしまうわけです。たった1%の可能性とはいえ、そのリスクを背負うほどの売値になるとも思えない。
そんなこんなで、知り合いで欲しいという人がいればちょうどいいけどと寝かせ続けた結果が今でして、このまま鉄くずになるまで腐らせるのも勿体ないし、かといって中古バイク屋に二束三文で持って行かれるのも勿体ない。
考えてみれば、近場のテナガエビ釣りやハゼ釣りに出かける時は、V7でも行けるんだけど最適かといえばそうじゃないわけです。V7では未舗装路もOKとはいえ「道」以外の場所は走りたくないし、雨上がりの河川敷に広がる深さのわからない汚泥や水たまりに突っ込んでいく気も起きません。その点KSR2なら、藪の中だろうが泥の中だろうが道なき道の急斜面だろうが突っ込んで行けちゃうわけで(最悪両足で漕いで進めばいいから)、長距離の遠征でなければ最適なのは多分こっち。
あれ?じゃあ下手に処分するよりも、近場の釣り専用マシン仕様にしちゃうのはアリかも。
そう思い直して1年振りにエンジンをかけてみたところ、これがキック一発でブバーンと元気よくかかるんだから驚いた。なにお前、待ってたの?って思っちゃうわけですよ。
こうなると情が湧いてきて処分することもできません。しょうがないので腰を据えて、色々不満に思えていた箇所を修理&カスタマイズして、快適釣りマシン号に生まれ変わらせることに決めました。
まずはレギュレーターの交換からかなあ。
そんなわけで、ここのところ週末になるとコツコツこいつをいじってます。
2018年6月19日 09:00に投稿されたエントリーのページです。
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