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2008年3月

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昨年末に拙著『フリーランスのジタバタな舞台裏』に、無理言って解説文を書いてもらったオタリーマンのよしたにさん
サイトを覗いてみたら、なにやらまたまた続刊を出されるとのことで、オタリーマン3の告知が出てました。本業を持ちながらこのペースで書いてるなんて、ほんとすごいなぁと感心することしきりです。

ところで昔とある編集さんに言われたことなんですが、続編物は「部数半減の法則」というのがあるらしいのです。「100万部売れた本の続編は50万部、その次は25万部、その次は…」と、不思議とそうなるものなんだそうな。で、新しいオタリーマン3のオビを見ると、「シリーズ65万部」ってなってんですよね。確か1が40万部くらいだったと思うから、ああ確かに…と。あの法則は伊達じゃないんだなぁと思った次第なのでした。
とはいえ、その法則も裏を返せば、今回も確実に10万部超えはしてくるわけで。すごいなぁ。

んでですね、今の時期といえば、フリーの人には泣ける確定申告シーズンなわけでありますよ。当然私もそれモードの頭になってうんうん唸ってるわけですけど、そーするとあの、えっと、自然と勝手に人の税金も頭にポンと出てきちゃったりするわけですよ。
で、件のよしたにさんのも「この調子で続いてったらもーすぐ1億円プレーヤーだ、すごいすごい」とか考えてたら、ポンと税金のことが頭に浮かびまして。

平均課税制度があるから税率は圧縮できるし、ウチらの商売は源泉徴収が基本だから、所得税で泣けることはまずないと思うんですね。数字だけ見て卒倒はしてそーだなーとか思うけど。
それよりもぞっとしたのが住民税。後払いなくせして税率あがっちゃったもんだから、「なんだこのクソ高い税金はー」と昨年泣き続けた人も多い税金だと思います。これがね、よしたにさんの場合、ひょっとして本業の年収を上回る額でもおかしくないんじゃないの…と、ふと思ったんですよね。

サラリーマンされてるわけだから、普通に申告すれば会社が天引きで処理してくれるわけですよね住民税って。
それがひょっとして月の支給額より多くなっちゃった場合って、毎月の給料日はどんな扱いになるんだろか。みんなが給料もらって「飲みに行くかー」とか言ってる中で、1人だけ「アンタ住民税で差し引き給料マイナスだよ、足りない税金分払ってよ」とか逆に言われちゃったりするわけでしょうか。

恐ろしい。
すさまじく恐ろしい世界ですよそれは。

そんなわけで、是非ともその世界を実体験して欲しいので、よしたにさんには「住民税は特別徴収で!!」と元気よく確定申告に臨んで欲しいなーとか思ったりするわけなのでした。
実に下世話な話ですみません。

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ここ数日花粉がひどいです。あまりにひどいので、正直なにもやる気がおきません。

お医者さんには行ったのですが、どうも処方してもらった薬があってないらしく、これがまた効いてくれないんだわ。これだから引っ越しは困る。
引っ越しの直後は、毎回この季節に泣きをみるのです。

…というお約束なんだから、事前に処方してもらってた薬を覚えとけば済む話なんだけどさ。へくちん。

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昨日、Tech総研の連載でお世話になってる担当の宮さんから、珍しく携帯に電話が入りました。
たいていの用事はメールオンリーで済ませてるのが常なので、「なにか急な用件でも入ったかしら?」と自然と心が身構えてしまいます。

そしたら「先日ご依頼した件なのですが…」と。数日前にいただいた単発の仕事依頼の件でした。
「あれ?その件ならOKですよ?その旨メールでも返したと思いますけども」と伝えたところ、届いてないという返事。昔先方のメールサーバが調子悪くて、メールの遅延とかロストのひどい時期があったもんだから、「またそのせーじゃないんですかー」などと言っていたら、「あ、ありました!」と。

迷惑メールフォルダの中にフィルタリングされていたらしい…。

ウチで使ってるサーバレンタル業者って、広く使われているとこだけに色んな業者が入ってるんですよね。そのせいか、こーした「このドメイン経由のは迷惑メール」というフィルタリングにひっかかってしまう時期があるみたいなのです。そーいや前にもそんなことあったなぁ。

で、「ひでぇ」とか言いながら同時にちょっと冷や汗なわけで。

単発の仕事とか取材の申し込みなんかでこちらにメールしてきて、「あれ?なんだ返答がないなぁ」なんて方がもしいらっしゃいましたら、こちらからのメールが「迷惑メール」としてはじかれてないか、一度ご確認いただけますでしょうか。
どうかよろしくお願いします…と、めずらしく業務連絡な日記なのでありました。

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ムスコくんの頭の中では、「顔を覆って目をつむれば何も見えない=他人も自分が見えない」という式が成り立っているようです。

なんつーか子どもと遊んでると、「ああ、一生懸命考えてその結論が出たんだなぁ」というのが見て取れて、それが本当に飽きません。かわいいんだ、これがまた。

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恥ずかしながら私、ひな祭りの意味ってあんまり知らなくて、せーぜー「幸せなお嫁入りができますように」くらいの意味なのかなーと思ってたんですね。だって片付けるのが遅くなると婚期も遅れるとかいうし。

なので、「別に急いで嫁に行くこたねーだろー」とかムスメに対して思っちゃってる身としましては、さほど大事な行事とも思ってなかったのです。

ところが本当の意味ってぜんぜん違うのね。ムスメを守ってもらうためのものなんだ、これ。
…>(参考)「ひな祭りの豆知識」@人形処かりんとう

そりゃいかん!とあらためて真面目にお祈りしておこうと思ったら、人形たちはすでにカミさんによって片付けられた後。これ、引っ張り出してごちゃごちゃやってたら怒られんだろーなーとか思ったので、ダンボールに向かってそっと手をあわせておきました。

子どもたちが生まれて以来、やたらと縁起を担ぐようになりました。「担げるもんはなんでも担いどけ」とかいうぐらいの勢いです。
昔はそんなの全部知ったことか状態だったんですけどねぇ。

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昨年末からお互いの都合があわなくて、打ち上げ兼忘年会のはずが伸びに伸びてここまで来ちゃってた、とある版元さんとの飲み会が先週末にありました。担当さんと、デザイナーさんという、ともにいっつもお世話になってるお二方に囲まれての席でした。

これが、叙々苑という焼き肉屋さんだったんです。知る人ぞ知る、高級焼き肉店でありますよ。
それで、「上限なしでどぞ」なんて言ってくださる担当さんの声に甘えて、特選肉もひと皿だけ食べさせてもらったりなんかしたんです。ひと皿に薄切り肉2枚で5,000円。注文時に声が震えて、肉が来て、さっと焼いて、口の中でとろけるお肉に、さらに輪をかけてぷるぷる震えが止まりませんでした。

昔々、拙著『新卒はツラいよ!』という本に出てくるイワタニ先輩といつも飲みに行ってた焼き肉屋さんは、「カルビひと皿380円~」が売りの店でした。いっつもいっつもそこに行ってて、それでもじゅうぶんおいしいと思ってたんだけど、ある日イワタニさんが、会社の人に叙々苑へ連れてってもらったことがあったんです。

その翌日。

「キタミ、叙々苑って知ってるか? 肉がな、溶けるんだぞ? 肉のくせして口の中でとろとろ~んと溶けてくんだぞ? こんなでな、こんなサイズで2万円もするんだぞ? 2万円の肉食っちゃったんだぞ?」
…なんてことを、それこそ溶けそうな恍惚とした顔で言うわけですよ。

叙々苑なんて店は知りませんでしたし、肉が溶けるなんてことも知りませんでした。
でも、それから私の中では「いつかは叙々苑」と、それが憧れの象徴みたいになって年を重ねてきたのでした。

あれから10…えーと、12年かな?

そのお肉を、とうとう口にすることができたんです。
なんかもうそれだけで、「オレ、とうとう出世したよ! オレ、やってやったよ!」と叫びたい気分になりました。ああ、おいしかった。本当に溶けるんだもん。おいしかったなぁ。

まぁ、本当に出世というには、自分のフトコロでこういうとこに食べに行くようになってこそ…なんでしょうけどね。うん、無理。そんな無茶は言っちゃダメ。

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昨日書いた焼き肉屋に行った話の編集さんとは、彼がほぼ新人だった頃に声をかけていただいて、それからなんやかやとかれこれ4~5年ほどお付き合いさせていただいてます。振り返ってみれば、自分もまだぜんぜん食えるかどうかが微妙な時期のことで、その後自分の幅を広げていく上で、一役も二役も買ってもらった編集さんであります。

んでね、はじめて会った頃はほぼ新人だったので、「若いなぁ」って感じの人だったんですが、その後数年のうちにしっかりとした印象に変わってきて、それで昨日ひさびさに会ったらまたさらに大人っぽく…を通り越して老化現象がはじまっているような。

明らかに不健康なやつれ方をしていて、かなり心配になりました。顔のあちこちが黒いんだもん。
一応その場でもやいのやいのと言いましたが、酒の席だったのでどこまでまともに伝わってることやら。

この先もご一緒によろしく…と思う編集さんだけに、お身体を大切にと願うのでありました。

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バイクに乗る時邪魔になるので、普段はメガネのない生活を送るようにしています。メットかぶる時邪魔なのよ。乱視&遠視用メガネなので、疑似近視状態にされちゃって看板の文字がよく見えなくなるし。
とはいえ、一日中ディスプレイの前に陣取って仕事してる方が多いわけだから、なんだかんだと丸一日メガネ生活をしてる気がしないわけでもありません。

そんな私の目にですね、かれこれ数ヶ月くらいずっと魅力的にうつってたブツがあります。
メガネ屋さんの店頭によく置かれている、メガネ用超音波洗浄器です。

なんかね、拭いても取れない汚れというか小キズが増えてきたような気がしていて、今ひとつスカッと綺麗にならないなぁと思い悩んでいたのです。そしたらあれがもうすんごく魅力的に見えてきて。

毎度そう思いながらも、メガネ屋さんの前を通る時に限ってメガネを持ってなくて、「あ、しまったちくしょう」と思うことばかりだったんですが、本日やっとはじめて羨望のまなざしをもって眺めていたアイツを…って大げさですが、要は洗浄器を使ってみたんです。

こら驚いた。
めっちゃ綺麗になるのねこれ。

そういえば買った当時は「目の前にレンズがあるなんてわからないくらいメガネってクリアなもんなのね」と驚いた記憶があります。忘れてたその感覚がふたたび我が手に…って感じで、あまりにクリアで快適だったから、気がつくとそのままずっとメガネをかけっぱなしで一日過ごしてました。

うーん、相変わらずメガネ道は奥が深い。

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連載とかもろもろでお世話になってるTech総研が5周年だということで、総研スタッフの方々のキャライラストを描かせていただきました。

…>「Tech総研5周年記念スペシャルプレゼント!」@Tech総研
…>「手塚眞と明かす『鉄腕アトム』が育む理系DNAの正体」@Tech総研

なんか後者の方では、「エンジニアとして影響を受けたマンガ作品TOP10」に対して総研スタッフがコメントしてるんだけども、私だけランキングにも入ってない自著書のことをコメントしていて空気読めなさにびっくりですよ。
だって、「ランク外だけども自分の本を選んでくれた読者さんたちに対してコメントを」と言われてコメントしたんだもんなぁ。まいったなぁ。

というか、よしたにさんとか見ル野さんとか、理系マンガ描きさんがズラリと並んでることにもびっくりですよ。6周年の頃には、さらに増えてたりするのかな。

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明日は東京国際フォーラムでやるマイナビ転職のエンジニアセミナーにて、講演を行う予定なのです。

ここでやるのはもう数回目。同じ場所で何度もやっていると、会場にちらほらと同じ顔があるのに気づくようになります。
「ああ、また来てくれてるんだ、ありがたい」
そんなことをこちらは思うわけですが、同時に「いっつもいっつも同じ話だと、この人たちは退屈だろーなー」なんてことも思います。

そんなわけで、今回はオファーをいただたいた後に、「単行本も出たことだから、それにちなんだ別ネタの話にさせてください」と運営側にお願いしたんですね。快くOKを出してもらえたので、明日の講演ではいつもと違う別ネタの話をやる予定なのです。

で、そのためのプレゼン資料を作ってるわけで。

で、産みの苦しみというのを味わっているわけで。

これ明日までに完成すんのかなとか、なんでオレはあんなこと言っちゃったのかなとか、頭の中でぐるぐるぐるぐる葛藤を繰り広げながらカタカタキーボードをたたいています。

本当に完成すんのかな。すっげえ不安。

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前回書いた通り、先週末土曜日はマイナビ転職のエンジニアセミナーで講演をやらせてもらってまいりました。場所は東京国際フォーラム、有楽町にある馬鹿デカイ建物です。

直前まで不安で不安で、はじまってからも自分の中で反省点が色々と出た内容ではあったものの、話が破綻してしまうこともなく、時間に関してはまさにバッチリな配分となって、なんとか無事に1時間を乗り切ることができました。
良かった。本当にほっといたしました。

開演当初は「半分くらいの入りかな~」と記憶してたんですけど、気がつけば満席になってて立ち見も出てて、後で聞いたら70人くらいは入っていてくれたみたいです。終わった後も「サインを~…」とか声をかけに来てくれる人がそれなりにいて、並んで待っててくれたりもして。
皆さん本当にありがとうございました。
「この本のここが好きで~…」とか「イラストが本当に好きで~…」とか、多数の生の声にふれることができて、本当にうれしいのひと言でした。

この日は珍しく会場に知人が来てくれていたので、終了後「待ってて欲しい」旨を目で合図して、近くの飲み屋さんで軽く飲みながら正直な感想を聞かせてもらったりしましたよ。
プレッシャーが大きかった分、とてもビールがおいしかったです。

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先月からパラパラとイラスト描きとかインタビュアーとか、単発物の仕事を複数いただいています。請けた時には綺麗に〆切がばらけていたはずの仕事たちなんですが、なぜか関係者に病欠とかのトラブル続出で、復帰再調整後、いいよいいよと応じてたらいつの間にやら全部の〆切が今週水曜日に集中してたりして。

ぞっとして後、しばらくそれに専念してました。
なんでこういうのって不思議と集中するんだろか。

んで、なんとかかんとか無事にそれは乗り切ることができたんですが、そうしてほっとひと息ついて、「いかん打ち合わせに出なきゃいけない時間だ、今日は2社回らないといけないからもう出なきゃまずいんだ」とワタワタしてるところへ、今度はピコンと一通メールがまいりました。

それがイラストの奴。

そんなわけで、まだ公にはできないんですけども、4月に一本連載が打ち切られることになってしまいました。別口で4月7日に新連載がはじまる予定で、ちょうど開始準備がほぼ整った~ってとこだったんだけどなぁ。

前にも書いたように、今年は会社とか部署とかがあっちもこっちも再編成の嵐みたいなので、まぁその中をいつもいつも無傷でいられるはずがないっちゃそうなんですが。
実に世知辛い世の中でございますことよ。ふぅ。

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ウチからちょっと南下していくと、信号もない山あいの道をビュンと快走できる「うぐいすライン」という道があります。その名の通りホーホケキョとうぐいすが鳴く道です。この時期走るととても気持ち良い。

この道の終わりにはポツンとコンビニがあって、そこから左に行けば九十九里浜で右に行けば高滝湖。さらに南下していけば大多喜を抜けて勝浦の海に出る…という案配に道が分岐しています。
うぐいすラインはいわば準備運動の道で、その終点からありとあらゆるツーリングがはじまるのです。

って、勝手に思ってる。そんな道です。

そんなわけで先週土曜日のことですよ。家族が里帰り中で1人留守番にもかかわらず、空を見たらやたらめったらいい天気。こりゃ行くしかないでしょー…と、いきなり思い立ってプチツーリングに行ってまいりました。

だいたい総走行距離100kmを目安にして、うぐいすラインの後は『となりのトトロ』に出てきそうな風情ある小湊鐵道&渓谷沿いをひた走り、大多喜を抜けて勝浦に出て、そっから海岸沿いの道を北上して九十九里浜を眺め、コリン星と別名のつく茂原市街を抜けて山あいに突っ込んでうぐいすラインに帰ってくる。そんなルートを考えてみました。
地図にするとこんな感じ↓


黄砂で砂まみれになっちゃってたバイクを朝から洗車して、ピカピカになった車体にまたがってレッツゴー。
久しぶりのバイクなので、うぐいすラインではややオーバー目に体重移動して身体をならしておいて、終点のセブンイレブンでトイレ休憩&遅めの朝食兼昼食を取ります。
で、缶コーヒー飲んで。

深呼吸すると、田植え前でとうとうと水がはられたアチラコチラの田んぼから土のにおいが香ってきて。んでもってそれに陽光で温まった緑のにおいがかぶさってきて。

なんともいい感じです。

ってな感じにぼーっとしてる目の前を、次々バイクが走り抜けていくんですよね。
んじゃ俺も行くぜーっと花粉症でつまった鼻をやや興奮気味にフガフガいわせながら、えいとバイクにまたがったところで以下続く。

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コンビニを出ると、まずは南にスコンと抜けてる大多喜街道(国道297号線)へ。

右手に小湊鐵道の「いかにも!」な線路を眺めながらのんびりと直進。そうそう、小湊鐵道って電車じゃないんですよね。ディーゼルだかなんだかの燃料で走る奴なんで、素朴に線路がぽつねんとあるだけなんですよ。それがまたいい風情なんだわ。駅なんかも木造の無人駅だったりするしでね。

これもそのうち、じっくりのんびり眺めたいものだなんて思いながら、今日は走ることが主目的なのでそのままひたすら直進します。渓流が見えて心惹かれても直進。とにかく直進なのです。

40分ほど走ったあたりで街道沿いに店が増えてきて、大多喜の市街地に差し掛かったことに気づきます。ちょっと綺麗目のショッピングセンターが出てきたので、またまたトイレ休憩をかねて立ち寄ると、駐車場から見る反対側の山あいにお城の姿が。

「あ、大多喜城だ」

ってことで立ち寄ることに決定。
方向的にこっちらしいなという道を曲がると、まさにビンゴでそっからは標識に従って進むばかり。周りがどんどん、「昔の商家」風の建物に変わっていって、ちょっと山に差し掛かったあたりで駐車場を発見。
ちっこいちっこ~い城なんですけどね。
小学校の時分とは違って、今の知識で見る歴史ってのはこれまた不思議といいものがありまして。鎧カブトだ刀だ鉄砲だ~って歴史の証を、ゆったりまったりと見て小休止なのです。

「人殺しが当たり前の時代ってのは、どんななんだろうな。考え方や人相なんかも違うんだろうな、想像もつかんな」と戦国時代に思いを馳せてみたり。
「ああ、京都のばーちゃん家は、そーいや昔こんな作りだったよな」と自分の幼少期を懐かしく振り返ってみたり。

…と、このあたりで時刻は午後14:00。
やたらめったら暑くなってきたなとウダりながら、再び大多喜街道に戻って一路海へと向かいます。

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大多喜城を後にして、さらに南下すること約40分。山あいの景色から「いかにも海の近くの町ですわ」的な景色に変わって、勝浦の町へとつきました。
本当ならこのまま岬突端の灯台とかを見に行ってもいいんでしょうが、今回は先を急ぐのでパス。大多喜街道の終点部分で左に曲がって、今度は外房黒潮ライン(国道128号線)に乗り換えます。これがこのまま海沿いを北上していくはずなので、コリン星…じゃなくて茂原市街まではこれでたどり着けるはずなのです。

で、これをまったり流していたら、右側一面に海が開けてまいりまして。地名を見たら御宿とある。あ、サーファーのメッカとか言われてるとこじゃん…と気づき、せっかくなので休憩がてら海を眺めてまいりました。
けっこう波が高くて、しかも長い。遠くからざっぱ~んと長い距離を、波頭を保ったまんまで波が押し寄せてくるんですね。それを上手いこと乗りこなしてるサーファーさんたちがたくさんいて、「ああ、こりゃ確かに楽しそうだわ」と眺めること小一時間。
昔湘南近くに住んでた頃は、あのへんでサーフィンしてる人たちを見ても「なにが楽しいんだろアレ」としか思えなくて、ハワイへ旅行に行った時にはじめて「ああ、あれだけ長いこと波に乗れるもんなんだったら、確かにむちゃくちゃ楽しそうだ、ぜんぜん違う!!」とびっくりした覚えがあります。湘南の海って波がちっちゃくて短いんだもん。

御宿の海はハワイほど遠浅ではないものの、次から次へと高波が押し寄せてきていて、ハタで見てる身にも楽しさが伝わってくるような、いい海でした。確かにメッカとか言われるのもわかるなぁこれ。
駐車場も完備されていて、某所みたいな無法地帯化してないとこもバッチグーでした。

休憩が終わってさて行くかと道路を見たら、ブロロロ~ンとハーレーな方々が走り抜けていきました。
さすがに誰もが同じことを思うのか、ここまでの道中でもやたらバイク組とすれ違うんですよね。しかも目があう率も高かったりして。
みんなこの陽気にふわふわ引きずり出されちゃったんだな、きっとな。

とかなんとか思いながらエンジンを再スタート。
再び外房黒潮ラインにのって、一路茂原を目指します。

しかしここまでかれこれ80kmほどをバイクで走ってきてんのに、いっさい渋滞がないってのがすごい。
信号もほとんどなくて、ずっと高速走ってるみたいなもんなんだもん。しかも山あり海あり渓谷ありで。ぜーたくだなぁ。

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「渋滞がないってすばらしい」
そんなことを思いながら北上していくと、舌の根も乾かぬうちに渋滞にはまりました。御宿の少し上、大原という地名のあたりです。
これが「すぐに抜けるだろ」という予想に反して全然終わらない渋滞で、「伊勢エビ水揚げ日本一」なんて看板も尻目に先を急ごうとする気持ちをあざ笑うかのように、本当に全然終わらない渋滞でした。
しまいには腰と右手が痛くなってきちゃうし、やれやれです。

けっきょくそこから茂原市街地に入ってさらにそれを抜けきるまでは、思うように走れなくてストレスたまりっぱなし。んでもって「抜けた!」と思って走り出した途端に見覚えのあるコンビニが右手に出てきて、「ありゃ、終点じゃん」と相成りました。
なんか不完全燃焼になっちゃったので、本当なら終点のコンビニでとるはずだった休憩は無視でそのままうぐいすラインへと突入。うっぷんを晴らすかのように快走するわけですが、もうなんか身体は疲れちゃってるし、日が陰ってきて寒くなってるし、途中でおいしそうな蕎麦屋を見つけて飯にしようと思ってたのに食わず終いでここまできちゃって腹の虫グーグー鳴ってるわで、思うように身体が動かないんですよね。

そんなわけで、そのままおとなしく帰路について、自宅近くの定食屋で晩飯食ってツーリング終了とあいなったのでありました。

総走行距離は135km前後。
御宿を抜けたあたりからのルートを見直す必要はありますけども、ふと思い立って走りにいったコースにしては、じゅうぶんに楽しめた1日だったと思います。

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今回バイクでふらふらするにあたり、出先でルートに不安を覚えた時に活躍したのがケータイで見るGoogleMapでした。
ただ、道を確認する用途にはいいんだけど、やっぱりバイク専用ナビを使うのとは、まるで用途が別物だなぁと感じることも多々。

まず画面が陽光に照らされて見づらい。手をかざせばまぁなんとか視認できるレベルにはなるものの、これからさらに日差しが強くなっていくことを考えると、ちょっとキビシイんでないかいと思わなくもない。

あともう一点が、「別に道案内が欲しくて地図を見るわけじゃない…というケースが多い」こと。

ようするに、ふらふらっと出てったんだったら、行った先でもふらふらっとしたいわけですよ。で、なんの手がかりもなしにふらふらするのもいいんだけど、CB1300SFでそれをやるには自分の技量があまりに足りてないもんだから、極力空振りは減らしたい。
そんな時に「あ、道一本向こう側は海なんだ」とか、そーいう情報をサクッと得たいんですよね。それには「いちいちケータイを取り出してGoogleMapアプリ起ち上げて…」は違うかなぁと。

その点、ハンドルポストに取付けて常時確認可能なナビくんは、やはり優れているなと思う次第なのでありますです。

とはいえ。

これも善し悪しで、「おお、こんなとこがこんなとこにつながってるとは!!」「おお、こっからいきなり海に出ちゃうだなんて!!」という偶然のオドロキは得られなくなっちゃうんですよね。
それもなんかなぁ。

ほら、やっぱバイクって新しい発見との出会いを楽しんでそれがベリーエキサイティングでしぜんとのであいでふぁんらいでぃんぐでふるきよきむかしからあるばいくとのつきあいかたのたのしみかたのえっとあのんっとえっと。
…と、芽生え掛けた物欲を抑制してる真っ最中な今日この頃。

あ、そういえばメットもそろそろ古くなりすぎてるんで新調したいんだった。

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一週間後の4月7日(月)より、WebCareerさまWebサイトにおいて「SEフトシくんの…『転ばぬ先の商慣習』」という連載がはじまります。

専門学校を卒業し、プログラミングは大得意。だけど実社会の商慣習なんてチンプンカンプン。
そんなSEフトシくんの体験談を通じて、「締め日」とか「減価償却」とかの会計用語や商慣習にちょっとは馴染みを持ってもらいましょう…という連載です。
4コマまんが+本文+会計士の先生に聞く解説まとめという構成で、来月以降は毎月第一月曜日更新というペースでお届けします。

公開URLはこちら…になる予定。

どうかよろしくお願いします。

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