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メガネ生活も、あっという間に一週間が過ぎました。
この間、「遠近感が狂うせいか、四角がゆがんで見える」とか、「フィッティングがあわなくて、何度も修正してもらう」とか、「眼科へ行って、メガネチェックを受けてみる」とかいう出来事がありました。
この中で致命的だった「四角がゆがんで見える」については、どうも一週間の間で脳内補正がかかるようになってきたみたいです。ややパースがきつくみえるシチュエーションはあるように思えるものの、初期のように「まっすぐなのか否かがわからない」というほど酷い状況はなくなりました。
ただ、室内で過ごした後で外に出ると、一瞬目がピントの合わせどこに迷ってしまうことを考えると、まだまだ「慣れた」とはいえないと思いますけども。
なーんかあれなんだよな、ピントを合わせる距離が変わった瞬間に、うまく追従できないんだな。
なのでここのところ動きが緩慢になってたりもいたします。
まだ実害が残るところでいえば、布や板や石といったテクステャの味わいは、ガラス一枚越しで見るせいか、はたまた遠近感の狂いが影響するのか、どれもこれものっぺりとして見えて、メガネをはずさないと質感がつかめません。あと、わざとメガネで近視状態にされているため、待ち合わせ場所で人を探すこともできません。
このあたりは、かけたりはずしたりと状況に応じて使い分けるしかないんでしょうねぇ。
そうそう、眼科でメガネチェックを受けた時に、例の「ピント機能不全」についても再検査を受けたのですが、看護士さんが驚いちゃうくらい「問題なし」になってました。
メガネって医療具なんだなぁと、あらためて思った次第です。
お医者さんが言うところの、「病名をつけるとしたら、ピント調節不全になります」という現象により、目がなんだかブレブレで見えないよ~…となった今日この頃。
その対策にと、先週の頭に生まれてはじめてメガネを買いました。
ただ、レンズは取り寄せになってしまうとのことなので、「すぐに!もう今すぐにでもクレ!」という要望はもろくも崩落。けっきょくその仕上がりを一週間待ち続けることになり、晴れてメガネをすることができたのは先週末の土曜日になってからのことでした。
長かった。
毎日毎日目が痛くなるもんで、ほんとに首を長くしてこの日を待っておりました。
で、このメガネがですね。期待に違わずスバラシイ。乱視の度が入ってるもんで、若干像がゆがむなどの弊害はありますが、この目の疲れなさ具合というのは、何にも代え難いものがあります。もう手放せませんよなのです。
今回お医者さんに行ってわかったことは、私の目は遠視と乱視のコンビネーションであるということと、その度合いが右と左で倍近く違うらしいということでした。
遠視の人は総じて「目に無理やり力をこめてピントを合わせちゃうことができる」ため、「自分の視力は良い」と思いこみがちであるらしいです。まさに私もそうでした。そこに乱視までが加わっちゃったもんだから、とにかく目が疲れますわこれは…というピント合わせを余儀なくされていたようです。
ところが今年に入ってから、そのピント調節機能がうまく働かんようになっちゃった。それで、隠れていた根本的な問題が次から次へと湧いてきた…。
ここ数日、メガネをかけて過ごしてみたことで、いかに自分が今まで目に負担をかけ続けてきたのかというのがイヤというほどわかりました。目ってこんなにリラックスしてていいものだったんだ。
実のところ、今回作ったメガネは「無理やり近視状態を作り出して近くが見えるようにしたもの」なので、遠くを見る分には…というか、視力検査で「右、左」とやるような距離以上であれば、裸眼の方がよく見えます。もう断然そっちの方がクッキリハッキリです。
でも、疲れるんですよね。
思い返してみれば、私は昔から頭痛持ちくんだったんですけど、その原因はここにあったんではないか?と思わなくもありません。
…と、まぁそんな風に至極快適なメガネ生活なのですが、ただひとつだけ問題があります。
とにかく家族にウケが悪い。娘なんか「おばちゃんみたい」とか言いやがるわけですよ。
「おばちゃん」はないよなぁ。奮発して高いの買ったのになぁ…と泣けてくる今日この頃なのです。
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