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お仕事

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版元である講談社ビジネス出版部の部長さんとこのブログでもふれられてますが、今月21日に本が出ます。
Tech総研でやってる連載を単行本化した『Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック』に続く第2弾で、その名も『Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック リターンズ』。
今回は全編フルカラーに描きおろしマンガ2点収録とパワーアップしてお届けできることになりました。

フルカラーですよフルカラー。いっつも「予算上それは無理」とつっぱねられてばかりの身なので、やたらめったらうれしいのです。

うれしいといえば、今回はIT業界の社員さんに定番のネックストラップもオリジナルグッズとして製作予定で、書籍購入者さんに抽選でプレゼント…なんて話にもなってたり。見本誌があがってきたタイミングあたりでより詳しいことをお知らせできると思いますが、どうかよろしくお願いしますなのです。

そういえば、「SEのフシギな生態」とか「SEのフシギな職場」とかって、元原稿はあれもカラーなんだよな。どっかでお目見えする機会があればいいんだけどなぁ。

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先月末の描きおろしに追われて頭が灰になってはじまった5月でしたが、その甲斐あってか、今月は比較的のんびりと過ごせた月になりました。
いや、のんびりしたなぁ。のんびり羽を伸ばしたなぁ。

とか思ってたんですけど、よく考えたら連載の〆切に加えて、来月発売予定の書籍の校正したり修正入れたりカバー描いたりなんやかんやしてて、さらにはとある企業さんのWebサイト製作などもやってたりなんかして。

今週に入って「なんかのんびりしてるはずなのに、妙に疲れちゃってね?」と思いまして、ふと振り返ってみたら「なんだよけっこう働いてんじゃんオレ…」とまぁビックリで。

でも、それもようやくたった今、全部終わりましたでありますよ。
特に今週はWebサイト作りの方にかかりっきりだったんで、なんかすばらしく解放感。空も飛べそう。アイキャンフライだ。

でも、まだちょっとだけ残ってんだよね。
そっか、まだ飛んでっちゃダメか。

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そんな悲しい写真入り記事はコチラ…とリンクしようと思ったけど見苦しすぎて苦情がきたらアレなのでやめにしました。
ASCII.jpトップからたどれるみたいなので、「どうしても見るぜ」という方は、そちらから探索いただけますと幸いです。

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気がつけばかなり更新期間が空いちゃってました。すみませんすみません。
ゴールデンウィークでお休みでホリデーでバカンスだー…なんてことはまったくなくて、少々燃え尽きて灰になってました。

今は一本単行本化の作業が進行しているんですが、そちらで「フルカラーで行きましょう」「ノベルティグッズも作りましょう」などと嬉しい話をいただいたもんで、さらには装丁もお気に入り候補の中のお一人に担当いただけるとあって俄然テンションあがりまくりで、そのまま書き下ろしマンガ書きます書かせていただきます~なんていってフルカラーの短編マンガ2本を急ピッチで描いてたら灰になってしまったのです。
考えてみたら、コマ割りマンガでフルカラーで…ってはじめてなんだよな。そうだよな。

短編のうち一本は、昔『新卒はツラいよ!』という本を書いた時に入れたかったエピソードのひとつです。でも「腹に重くなりすぎる」のと「なくてもストーリー上困らないくせに印象が強すぎる」とあって泣く泣く削ったんですが、それが今回書けてちょっとスッキリ。

んで、灰になってる間は、連載の売り込みやったり取材されたりとか色々。

まず「きたみりゅうじの4月の風景」は、4月だけの短期連載だったので終了。WEB+DB PRESSという雑誌でやってた「きたみりゅうじの聞かせて珍プレー」も先月発売号で終了となりました。が、こちらは今転載されているgihyo.jpサイト上で継続が決まっており、それにともなって更新頻度も倍増。今月以降は毎月更新とあいなります。

そんでもって、売り込みやった結果として来月から車やバイクなんかのモーターライフを綴るエッセイマンガが、マイコミジャーナル上で連載開始となります。当面は隔週更新で、作業量的に行けそうであれば、そのまま週刊連載に移行する予定。
取材は「ASCII.jp キャリア」というWebサイトの方にしていただきました。多分今月中には掲載されるんだと思います。

あとは出版社の方に会ったり話したりゴメンナサイしたりちょこちょこと。
書き下ろしに関しては、既にお付き合いのあるところにも待ってもらってる状態が続いてるので、新規で声をかけていただいても受けられるはずもなく。あまりに申し訳ないので、このあたりをなんとかする妙案はないかと、試行錯誤な今日この頃。

あとなんかあったっけ。ないかな。うん。

とにもかくにも、ようやく灰になってた脳みそに血が通い始めてきてくれたので、今日あたりから本格的にエンジン始動でビシバシ働くのですよ。そうですよ、働くのですよ。
働かなきゃ! …なのですよ!!

ゴールデンウィークでお休みでホリデーでバカンスだー…って、したいなぁ。しくしく。

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先月からパラパラとイラスト描きとかインタビュアーとか、単発物の仕事を複数いただいています。請けた時には綺麗に〆切がばらけていたはずの仕事たちなんですが、なぜか関係者に病欠とかのトラブル続出で、復帰再調整後、いいよいいよと応じてたらいつの間にやら全部の〆切が今週水曜日に集中してたりして。

ぞっとして後、しばらくそれに専念してました。
なんでこういうのって不思議と集中するんだろか。

んで、なんとかかんとか無事にそれは乗り切ることができたんですが、そうしてほっとひと息ついて、「いかん打ち合わせに出なきゃいけない時間だ、今日は2社回らないといけないからもう出なきゃまずいんだ」とワタワタしてるところへ、今度はピコンと一通メールがまいりました。

それがイラストの奴。

そんなわけで、まだ公にはできないんですけども、4月に一本連載が打ち切られることになってしまいました。別口で4月7日に新連載がはじまる予定で、ちょうど開始準備がほぼ整った~ってとこだったんだけどなぁ。

前にも書いたように、今年は会社とか部署とかがあっちもこっちも再編成の嵐みたいなので、まぁその中をいつもいつも無傷でいられるはずがないっちゃそうなんですが。
実に世知辛い世の中でございますことよ。ふぅ。

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昨日書いた焼き肉屋に行った話の編集さんとは、彼がほぼ新人だった頃に声をかけていただいて、それからなんやかやとかれこれ4~5年ほどお付き合いさせていただいてます。振り返ってみれば、自分もまだぜんぜん食えるかどうかが微妙な時期のことで、その後自分の幅を広げていく上で、一役も二役も買ってもらった編集さんであります。

んでね、はじめて会った頃はほぼ新人だったので、「若いなぁ」って感じの人だったんですが、その後数年のうちにしっかりとした印象に変わってきて、それで昨日ひさびさに会ったらまたさらに大人っぽく…を通り越して老化現象がはじまっているような。

明らかに不健康なやつれ方をしていて、かなり心配になりました。顔のあちこちが黒いんだもん。
一応その場でもやいのやいのと言いましたが、酒の席だったのでどこまでまともに伝わってることやら。

この先もご一緒によろしく…と思う編集さんだけに、お身体を大切にと願うのでありました。

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昨年末からお互いの都合があわなくて、打ち上げ兼忘年会のはずが伸びに伸びてここまで来ちゃってた、とある版元さんとの飲み会が先週末にありました。担当さんと、デザイナーさんという、ともにいっつもお世話になってるお二方に囲まれての席でした。

これが、叙々苑という焼き肉屋さんだったんです。知る人ぞ知る、高級焼き肉店でありますよ。
それで、「上限なしでどぞ」なんて言ってくださる担当さんの声に甘えて、特選肉もひと皿だけ食べさせてもらったりなんかしたんです。ひと皿に薄切り肉2枚で5,000円。注文時に声が震えて、肉が来て、さっと焼いて、口の中でとろけるお肉に、さらに輪をかけてぷるぷる震えが止まりませんでした。

昔々、拙著『新卒はツラいよ!』という本に出てくるイワタニ先輩といつも飲みに行ってた焼き肉屋さんは、「カルビひと皿380円~」が売りの店でした。いっつもいっつもそこに行ってて、それでもじゅうぶんおいしいと思ってたんだけど、ある日イワタニさんが、会社の人に叙々苑へ連れてってもらったことがあったんです。

その翌日。

「キタミ、叙々苑って知ってるか? 肉がな、溶けるんだぞ? 肉のくせして口の中でとろとろ~んと溶けてくんだぞ? こんなでな、こんなサイズで2万円もするんだぞ? 2万円の肉食っちゃったんだぞ?」
…なんてことを、それこそ溶けそうな恍惚とした顔で言うわけですよ。

叙々苑なんて店は知りませんでしたし、肉が溶けるなんてことも知りませんでした。
でも、それから私の中では「いつかは叙々苑」と、それが憧れの象徴みたいになって年を重ねてきたのでした。

あれから10…えーと、12年かな?

そのお肉を、とうとう口にすることができたんです。
なんかもうそれだけで、「オレ、とうとう出世したよ! オレ、やってやったよ!」と叫びたい気分になりました。ああ、おいしかった。本当に溶けるんだもん。おいしかったなぁ。

まぁ、本当に出世というには、自分のフトコロでこういうとこに食べに行くようになってこそ…なんでしょうけどね。うん、無理。そんな無茶は言っちゃダメ。

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昨日、Tech総研の連載でお世話になってる担当の宮さんから、珍しく携帯に電話が入りました。
たいていの用事はメールオンリーで済ませてるのが常なので、「なにか急な用件でも入ったかしら?」と自然と心が身構えてしまいます。

そしたら「先日ご依頼した件なのですが…」と。数日前にいただいた単発の仕事依頼の件でした。
「あれ?その件ならOKですよ?その旨メールでも返したと思いますけども」と伝えたところ、届いてないという返事。昔先方のメールサーバが調子悪くて、メールの遅延とかロストのひどい時期があったもんだから、「またそのせーじゃないんですかー」などと言っていたら、「あ、ありました!」と。

迷惑メールフォルダの中にフィルタリングされていたらしい…。

ウチで使ってるサーバレンタル業者って、広く使われているとこだけに色んな業者が入ってるんですよね。そのせいか、こーした「このドメイン経由のは迷惑メール」というフィルタリングにひっかかってしまう時期があるみたいなのです。そーいや前にもそんなことあったなぁ。

で、「ひでぇ」とか言いながら同時にちょっと冷や汗なわけで。

単発の仕事とか取材の申し込みなんかでこちらにメールしてきて、「あれ?なんだ返答がないなぁ」なんて方がもしいらっしゃいましたら、こちらからのメールが「迷惑メール」としてはじかれてないか、一度ご確認いただけますでしょうか。
どうかよろしくお願いします…と、めずらしく業務連絡な日記なのでありました。

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今朝方までちょこちょこ直した企画書を携えて、今日は東京方面で打ち合わせが2本。1本は書籍の挿絵で、1本が新連載ネタの売り込み。

考えてみれば、ここ数年は依頼してもらった案件をまわすだけで過ごしてたので、「企画書」なるものを書くのってすんげえ久しぶりだったりします。あまりに久しぶりすぎて、以前作り置きしておいたはずの「企画書のひな形ファイル」もどっかに消え失せてた。なんてこったい。

そんなわけで、あらためてシコシコと企画書を1から作成してみたり。ちなみに、今日の打ち合わせでは新連載ネタは1件ですけども、もういっこ検討してもらえるネタがあるので、そちらに向けてもシコシコと作成。計2点。

さて、これがいかなる結果になりますやら。
1月から総ずっこけ…というのは、できれば避けたいところでございます。

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連載を持たせてもらってるWEB+DB PRESS主催の、WEB+DB PRESS Tech Meetingというイベントに行ってきました。イベント後の懇親会で、最後自分の上着を誰かが間違えて着て帰っちゃってて帰るに帰れなくなった寒い冬の夜23:30…なんてトラブルもありましたけども、なんとも楽しい時間を過ごさせていただきました。
あ、上着の方は、しばらく途方に暮れてたら間違いに気づいた方が戻ってきてくれて事なきを得ましたよ。よかったよかった。

で、肝心のイベントの方なんですけども、これ、10年前の自分がいたら目をらんらんと輝かせてたんだろうな~と思って見てました。技術者間の横のつながりとかも見てとれて、それがまた楽しそうなんですよね。いい空気だなーと思いました。うん。
ただ一方で、なんつーか、「個人のがんばりとかスタープレーヤーの出現とかに業界の問題解消を求めてしまう風潮」自体には変化がないんだなぁと思っちゃったのが少し残念というか、変わらないなぁというか。
イベントの性質があるから、会社や業界の構造に文句たれるんじゃなくて、技術者さんにハッパをかける的な話にはなりがちなんだろうな…とは思うものの。

この業界にヒトが来なくなっていて、人気がなくなってて、それは何故だろう、なんで魅力を感じてもらえないんだろう…という話にふれていながら上記の話に終始してたのがひっかかっちゃったんですよね。
個人的には…と書いていったらやたらめったら長くなっちゃったので以降は全部消しちゃった。わははのは。

しかし技評関係の場所に行くと、なんか知らんがリラックスしてしまう自分がいます。やっぱなんつーかホームグラウンド的な落ち着き感があるんだろな。

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